古文書・原家文書
417点(はらけもんじょ)
概説
原家文書は、開発を終えた旧新屋(あらや)村が最初に検地を受けた元和3年(1617)から貞享2年(1685)に藩主の稲葉氏が転封するまでの時期の資料を含み、土地及び年貢関係を中心に江戸時代前期の農村の動態を知ることができます。
また、江戸時代後期の文政期から当主治郎左衛門(じろうざえもん)が名主(なぬし)として村の記録を細かく記した文書が含まれるほか、治郎左衛門が報徳仕法(ほうとくしほう)の推進者として二宮尊徳に提出した志願書や、近郷の村々の仕法を推し進めた文書が含まれています。
このほか、原家と姻戚関係があり、報徳仕法の推進者であった鵜沢作右衛門(うざわさくえもん)関係の文書や、小田原宿では他に例のない万町(よろっちょう・現浜町三丁目)町人の宗門改帳の断簡などが含まれます。
なお原家は、江戸時代初期に酒匂(さかわ)村から分かれ、新田開発によってできた新屋村を開発した名主二家のうちの一つです。新屋村はのちに中里(なかざと)村と合併したと伝えられています。
また、江戸時代後期の文政期から当主治郎左衛門(じろうざえもん)が名主(なぬし)として村の記録を細かく記した文書が含まれるほか、治郎左衛門が報徳仕法(ほうとくしほう)の推進者として二宮尊徳に提出した志願書や、近郷の村々の仕法を推し進めた文書が含まれています。
このほか、原家と姻戚関係があり、報徳仕法の推進者であった鵜沢作右衛門(うざわさくえもん)関係の文書や、小田原宿では他に例のない万町(よろっちょう・現浜町三丁目)町人の宗門改帳の断簡などが含まれます。
なお原家は、江戸時代初期に酒匂(さかわ)村から分かれ、新田開発によってできた新屋村を開発した名主二家のうちの一つです。新屋村はのちに中里(なかざと)村と合併したと伝えられています。
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文化部:文化財課 文化財係
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