いのちを大切にする小田原
【令和6年11月11日開催】

 開催概要
日 時
令和6年11月11日(月)
場所
市役所3階 庁議室
参加者
食育サポートメイトおだわら六彩会 7名
テーマ
食に対する知識の普及を図る上での現状と課題
食育サポートメイトおだわら六彩会の会員7名と市長の写真
食育サポートメイトおだわら六彩会とは
バランスのとれた食生活をめざしながら、アジ、イワシ、サバなど地場産の大衆魚を利用した食文化の伝承や普及を目的とした料理講習会を中心に活動している団体です。市内の保育園等で食育活動を実施し、調理実習も年に数回行っています。
今回は、食育サポートメイトおだわら六彩会から、7名の方にご参加いただきました。

「食に対する知識の普及を図る上での現状と課題」
参加者の皆さんから出たご意見 

懇談会写真
小田原の地元野菜と地魚の普及について
・気候変動の影響で、野菜が採れなくなってしまっている現状がある。様々な要因により地元野菜の生産についても読みにくいが、地元野菜の普及活動推進のため、どんな野菜が採れているか市と連携して情報を得ていきたい。
・地魚の普及について、調理実習ではアジを使うのが主流になっているが、未利用魚の調理方法がわかればそれを市民の方にお伝えし、普及することができる。
・会員の中でも「小田原の郷土食って何だろう」と疑問に思う人は多い。そういったものに光を当ててアピールしていくのも良いと思う。
懇談会写真
子どもたちへの食育について
・保育園の先生方も食育に力を入れており、子どもたちも喜んで出前授業を受けてくれる。
・保育園で「食育の日」を設けていて、それぞれの園で野菜を栽培するなどもしている。先生方が食育に熱心な中、我々も紙芝居やクイズをするなど工夫しているが、今後の課題についてこのままで良いのか心配になるときもある。
・子どもたちは「自分で作ったもの」に関心をもち、喜んで食べてくれる。そのため、材料の野菜なども自分で一から作ってみることが大切だと思う。
・高校生に話を聞くと、間食が多いように思う。間食も食事のひとつとしてカロリー計算ができるように伝えられたら良いと思っている。
懇談会写真
今後の課題について
・1回の調理実習でお話しできるのは20~30人程度。参加者を増やすためには、もっと大きな発信力が必要。
・子どもたちのほか、子どもを育てる世代の方に食育について伝えたいことが多くあるが、なかなかそこまで手が回らない状況である。
・健康づくり課から衛生面や栄養面について講義を受けているが、我々は栄養士ではないので、支援を引き続きお願いしたい。
・養成講座でかなりの人数を養成しているが、入会に繋がるのは少数。会員の人数が減少しつつあるが、なんとか活動を続けている。

その他のご意見

市長の写真
・最近、子育て世代の食育に対する関心が高まっていると感じる。そういった層をターゲットに調理実習などを行うのも効果的ではないか。

食育サポートメイトおだわら六彩会の活動に興味のある方は、健康づくり課(0465-47-4723)までお問い合わせください。

市長の日記から(抜粋)

 11日は午前中と夕方の2回、「市民と市長の懇談会」を開催させていただきました。
 午前中は「食育サポートメイト おだわら六彩会」の皆さん。市民の日常的な食生活がより健やかになるようにと、地元食材を使ったレシピの開発、料理教室の開催、食に関する出前講座などを手広く実施して頂いています。近年は、市が主催した「食育サポートメイト」を受講された皆さんが六彩会のメンバーとして活躍されています。この分野に関心を持たれる動機は様々ですが、やはりご家族の病気や健康管理に関心がある場合が多いようです。
 小田原の農産物や水産物を活用して頂きながら、各種料理教室は様々な対象向けに行われているほか、市内の保育園や高校などにも出向かれ、子どもたちに食の大切さについて呼びかけてもらっています。育ち盛りの子どもたちにとって食はきわめて重要な役割を果たすもの。今後も様々な皆さんに食の重要性を伝えて頂きたい等、私の思いをお伝えしました。

この情報に関するお問い合わせ先

広報広聴室 広聴係

電話番号:0465-33-1263

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