協働って何?
協働とは
協働の意味は、一般的には「同じ目的のために、力を合わせて働くこと」です。
市民活動などにおける協働については、特に小田原市では次のように定義しています。
〇『協働』とは、市民活動を行うもの、市民、事業者及び 市が対等の立場で互いの特性を生かし、協力し合うこと(小田原市市民活動推進条例)
〇相互の立場を尊重し、役割及び責任を分任し、力を存分に出し合い、並びに協力し合うこと(小田原市自治基本条例))
なぜ協働が必要なのか
協働のメリットって何?
協働することのメリットとしては、主に次のようなものがあげられます。
市民活動団体のメリット | 〇情報や知識を広めることができ、自身の目的を達成しやすくなる。 |
地域にとってのメリット | 〇役割分担により、地域の役員や実務担当者の負担軽減を図ることができる。 〇地域課題解消のための手法が広がる |
事業者にとってのメリット | 〇市民活動団体のノウハウやネットワークを活用することで、社会貢献活動の要素を事業に取り入れやすくなる。 〇社会貢献活動への取組をPRしたり、市民活動団体のノウハウやネットワークを活用したりすることにより、イメージアップや顧客獲得につながる。 〇従業員が市民活動に参加することで、モチベーション、組織や地域への愛着向上につながる。 〇自組織の状況に合わせ、無理のない範囲で取り組める。 |
行政にとってのメリット | 〇企画段階からの市民参画により、透明性の向上、市民ニーズに即した公共サービスの提供につながる。 〇協働に対する職員全般の意識が向上し、業務の進め方が見直される。 〇市民活動の認知度が向上し、市民が社会貢献活動に関わりやすくなる。 〇市民がより住みやすい環境となり、地域への愛着心が増す。 |
協働の種類
協働には様々な種類があります。例えば、
〇「市民活動団体×市民活動団体」
〇「市民活動団体×(※)地域」 (※地域の例:自治会、地域コミュニティ組織、学校、商店会など)
〇「市民活動団体×事業者」
〇「市民活動団体×行政」
などがあります。ただ、協働する主体の数に制限はありません。
これまでの事例で、市民活動団体と地域のお寺や商店、幼稚園の保護者有志の集まりなど、地域に根付いた様々な主体が協働で地域の居場所づくりに成功した事例もあります。普段関わることの少ない関係者同士をつなぐきっかけとなり、連携したイベント開催にもつながっています。
このように、「協働」によりつながりをより強め、より大きな事業を展開することもできます。
なお、令和5年6月に改定された「市民活動団体と多様な主体のためのガイドライン」では、協働の検討から準備、実施の方法等のほか、具体的な協働事例の詳細を掲載しています。
協働ガイドラインはこちら↓
(改定版)市民活動団体と多様な主体のための協働ガイドライン PDF形式 :1.9MB
PDFファイルをご覧になるには、Adobe® Reader®(新しいウインドウで開きます)が必要です。
市民活動のススメ
市民活動で重要なことは「自分にできることをやる」です。
身近なことや地域のことで課題だと感じていることのなかで、自分自身でもできるなと感じたことはありませんか?そこで一歩踏み込んで「自分のできること」を始めてみるのが市民活動の第一歩です。さらに今度は、同じ考えを持つ仲間を見つけ、市民活動団体としての活動を始めることが「協働」への近道となります。
興味があるけど、何から始めていいか分からない。そんなときは、おだわら市民交流センターUMECOに相談してみましょう!
同じ考えを持つ人や団体とのつながりが生まれるかもしれません。UMECOが実施している市民活動入門講座への参加や、UMECO祭りなどのイベントで団体を探してみるのもお勧めです。
また、UMECOでは、すでに市民活動等を行っている団体に向け、協働相手を探すお手伝いもしています。
協働に興味があれば、こちらもぜひ一度UMECOへお問い合わせください。
おだわら市民交流センターUMECO(https://umeco.info/)
電話 0465-24-6611
メール odawara@umeco.info
この情報に関するお問い合わせ先
市民部:地域政策課 市民活動推進係
電話番号:0465-33-1458