5日、今シーズンの各地区健民祭開催がピークを迎え、早朝より5カ所をお訪ねしました。曽我、下府中、富士見、早川、新玉。来場者それぞれがニュースポーツや軽い運動に気軽に取り組めるスポーツフェスティバル形式に移行している地域もあれば、地区対抗種目を中心に組み立てる従来の健民祭スタイルを続けている地域もあり、そこに地域特性が加わって、会場の雰囲気は様々。各会場では競技途中にご挨拶をさせて頂くのですが、時間の許す限り滞在し住民の皆さん方が競技に熱中する様子を拝見。新玉地区では、メディシングボールのスターターを急遽依頼されたりと、私も一緒に楽しませていただきました。
この日、小田原の各ライオンズクラブでは恒例の「統一奉仕デー」として、来街者で賑わう小田原城周辺の清掃活動が実施されました。私も小田原松風ライオンズクラブの皆さんの活動に合流、短い時間ながらお堀端通りにて竹箒での清掃活動を手伝わせていただきました。
日中、三の丸ホール周辺では、前面の広場とお堀端通りを封鎖した空間全体を使って、「おだわらまちなかJAM」が賑やかに開かれていました。これは、小田原小規模保育会による「おだわら保育マルシェ」と、キッチンカーや飲食・物販のブース出店、音楽やパフォーマンスなどが混然となったイベントで、お隣の二の丸広場で開催されていた「おでん祭り」から流れてくる来場者も多く、とても賑わっていました。
三の丸ホール館内では、ギャラリーにて小田原華道協会の75回展「華展2025」を鑑賞。毎年必ず拝見していますが、今年も見応えのある作品がズラリ。以前、市民会館小ホールという外からは見えにくかった空間で開かれていた頃に比べ、人の往来に面した三の丸ホールにて週末の周辺催事と同じタイミングで開かれることにより、日頃華道に触れる機会の少ない人たちが大勢入館。いわゆる「生け花」のイメージを覆す、まさに芸術作品としての華道の魅力が伝わったのではないかと思います。
二の丸広場では、第23回を迎えた「小田原おでん祭り」が、ものすごい賑わい。前日は小雨模様でしたが、この日は時折強い日差しもある好天で、小田原おでんをはじめ各飲食ブースには長蛇の列。会場に張られた日除けテントの下の飲食コーナーはビッシリ満席で、来場された皆さん、小田原おでんの味を堪能されていたようです。隣では恒例の「骨董市」も開かれ、時間をかけて掘り出し品を探す多くの来客でこちらも賑わっていました。
小田原駅前東通り商店街では、「2025おだわら秋の外呑み横丁」が開かれました。別名「おいしいもの横丁」とも呼ばれるこの商店街には、文字通り数多くの飲食店がズラリとならび、平時よりその多彩なラインナップで賑わっている通りですが、この日は通りを完全封鎖し、路上にテーブルと椅子をズラリと並べ、各店が用意した数多くのテイクアウトメニューを楽しむという空間に。12時にスタートし、開始直後からほぼ満席状態となりましたが、夕方に様子を見に行ったところ、満席はおろか、立ち飲み・立ち喰いも含め、通りはお客さんで埋め尽くされていました。終了時間の20時まで賑わった外呑み横丁、すっかり小田原の飲食の名物イベントになった感じがあります。主催された商店街関係者の皆さん、ありがとうございました。多世代ががっちり連携したチームワークが素晴らしいです。