10日、朝一番で郷土文化館へ。7月1日より開催されている企画展「広報紙でタイムスリップ!昭和の小田原へ」を見学。昭和15年に小田原市制が施行されて以来の80有余年にわたる小田原の歩みを、第1号の広報をはじめとする広報紙の記事を軸に据え、時代の節目を象徴する様々な写真資料も用いて振り返る企画。第1号の記事、折々の貴重で懐かしい写真、変遷を遂げてきた街並みなどを振り返ることが出来ます。10月26日まで。
郷土文化館での企画展にて
すぐ隣のスポーツ会館(柔道場)では、1977年から続いている体操教室「金曜会」が開かれており、皆さんの活動の様子を拝見。小田原市が募集した成人学級の体操教室から始まり、当初は旧城内高校の体育館を使っておられたとのこと。往時は会員数が60名ほど、現在は30名弱ですが、平均年齢は81.5歳、90代も2名!元気溢れる音楽に合わせてのウォーキング、リズミカルな体操などに取り組んでおられました。長く続いている秘訣は「楽しい仲間とのおしゃべりを交えながら体操すること」だそうで、「金曜会のおかげで元気に過ごせている」とのこと。お仲間を募集中です!
午後、7年ぶりの大相撲小田原場所開催のご案内で、小田原場所担当の錣山(しころやま)親方(元小結・豊真将)と小田原場所関係者の皆さんがご来室。来る12月19日に、小田原アリーナで開催されます。今回は、新名学園旭丘高校出身の阿武剋関をはじめ小田原にゆかりのある力士も出場する予定で、今から楽しみです。ぜひ満席でご一行をお迎えし、熱い声援で盛り上げたいものです。
続いて、公益社団法人SSPの皆さんがご来室。SSPとは、「サイド・スタンド・プロジェクト」の略称で、障がいがあってもオートバイに乗れるよう、その夢を実現するべく「寄り添い、前進する」活動を行っている団体。代表理事の青木治親さんは著名なライダーで、事故などによりバイクに乗れなくなってしまった人たちにもう一度バイクで走る悦びを感じてほしいとの思いから、仲間たちと活動を始めておられます。来る10月18日、アネスト岩田ターンパイク箱根を貸し切り、100名を超えるボランティアスタッフが支える形で、今年4回目のツーリングイベントが予定されており、前日17日にはUMECOにて青木さんたちによるトークイベントも開催予定。私も両日参加し、応援するつもりです。
ミナカのおだわらイノベーションラボでは、今年も神奈川県立城北工業高等学校のデザイン科の生徒さんたちが、大きなチョークアートを制作してくれました。黒板の代わりになったのは、久野で操業している(株)デコリアの「黒板壁紙」。令和3年度から始まり、5回目となる今年のテーマは「小田原城」で、チョークを用いた大きな絵に、プロジェクションマッピングを投影するという、かつてない斬新な作品。試行錯誤しながら制作してくれた生徒さんたちと、制作の苦労話から小田原のまちへの思いなど、様々な意見交換も行わせて頂いた、とても楽しいひとときでした。
夜は、富水地区で行われた「市民と市長との地域活動懇談会」へ。昨年11月より開始した各地区での懇談会も、この日をもって26地区全て周り終えることが出来ました。平成22年度に、小田原市の中では最初に「まちづくり委員会」を立ち上げ、以来市内の各地域の先頭に立って、地域コミュニティの活動を育ててこられた富水地区。8つの分科会が活発に活動し、70名以上がまちづくり委員会に参加している姿は、まさに地域コミュニティ活動の最先進地域。10月21日に予定されている自治会長大会で、全地区をまわらせて頂いた報告と、それを踏まえた今後への提案などをさせて頂く予定です。