二十四節気では、「清明」から「穀雨」へと向かっています。晴れれば清々しく爽やか、その合間に適量の雨が降り、野山では草木が育ちゆく季節。来月中旬から足柄平野でも田植えが始まりますが、その準備で農家の方々は気ぜわしくなる時期でもあります。
14日、朝一番で、渋谷真子さんが市長室を訪ねて下さいました。現在は車いすユーチューバーとして知られ、山形県や鶴岡市の観光大使などを務めておられます。生まれ育った山形県にて茅葺き職人を目指しながら、猟師としても活動していた中、2018年仕事中に屋根から転落。脊髄損傷による障がいを負い、車いすでの生活となりましたが、実に様々な活動に取り組まれており、その姿を日々発信しておられます。この日は、そんな渋谷さんのこれまでと今の様子を描いた絵本「1日1日をハッピーに」を、小田原市立の全小中学校にご寄付頂きました。車いすや障がいへの理解を深めてほしいとの願いが込められています。とてもチャーミングで明るく、絵本に描かれているとおりの素敵な笑顔が印象的な方で、私も教育長も朝から元気を頂きました。ぜひ、各校で多くの児童生徒に読んでほしいと思います。