市長の日記

市長の日記

2025年08月26日(火)

夢みる給食、夏の終わりの各種催事 ほか

 23日、朝一番は上府中公園の小田原球場へ。神静民報社主催の「第62回小田原地方官公庁親睦野球大会」の開会式に参加しました。県西部3市8町の職員や、さがみ信金・JAかながわ西湘など、地域の公共部門を支える皆さん方による17チームが参加。勝敗の行方もさることながら、貴重な親睦の機会でもあり、当圏域を共に支える仲間としての絆を深めて頂きたいと思います。

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2025/08/26 10:24 | 未分類

2025年08月25日(月)

まちあるき撮影、県政へ要望活動 ほか

 夏休を挟んだため少し間が空いてしまいましたが、お盆の頃の動きを記します。
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 8月15日、朝から「小田原宿なりわい交流館」へ。小田原がこれから取り組みを強化する「まち歩き観光」について、同館館長である平井丈夫さんと共にまちを歩きながら思いを分かち合いました。歩いたコースは、交流館前~かまぼこ通り~旧魚市場~海へと続くトンネル~御幸の浜。最近はこのトンネルが「映えスポット」になっているようで、午前中から少なからぬ人たちが訪れ、写真を撮っていました。平井さんとは、小田原市政策総合研究所の市民研究員の頃からの長いお付き合いで、小田原の豊富な地域資源のことなど、実に多くのことを教えて頂いた大先輩でもあります。この日の様子は広報広聴室が撮影してくれており、編集の上、後日市公式YouTube等で公開する予定ですので、ぜひご覧ください。

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2025/08/25 16:37 | 未分類

2025年08月15日(金)

「8月15日を考える会」に寄せて

 本日、平和を考える市民の皆さんが中心となり、UMECOにて「8月15日を考える会」が開催されます。あいにく公務が重なっており参加ができないため、メッセージを送らせてもらいました。終戦記念日に当たっての思いとして、記しておくこととします。
 
 「苛烈と悲惨を極め世界中で数知れぬ犠牲者を生んだ先の大戦から80年。本来であれば、その痛みと教訓から、世界は平和に向かっていなければならないのですが、自国優先主義や分断は目に余る形で世界を席巻し、戦火は絶えるどころか拡大。片手で握手をしながら片手では核ミサイルを突きつけ合うような国際情勢の中、各国とも軍拡の手を緩めること無く緊張は高まり続けています。我が国においても、有事こそ起きていないものの、軍事費の膨張、核武装容認論、自国ファーストを掲げる勢力の台頭など、「新しい戦前」と言われるような状況が兆していることを懸念しています。

 唯一の被爆国である我が国では、平和を守るための並々ならぬ努力が続けられてきた一方で、戦争の悲惨さや愚かしさ、特に原爆の非人道性を直接伝えてきた世代の高齢化が進み、体験をもって次世代に非戦の願いを伝えることが難しくなっています。残された時間を大切にし、「平和を守る」ために、体験や記憶の直接の継承を可能な限り進める必要があります。一方で、「平和を創る」ために、互いを認め合い、違いを含み合って融和し、民主主義や自由を重んじ、包摂性を湛えた社会を作るべく、若い世代を中心に新しい平和文化を創り上げていくことが、今後はいよいよ重要になってきます。

 そうした状況認識に鑑み、小田原では戦後80年平和事業として、大きく2つの取り組みを行っています。ひとつは、市内中学生の沖縄への派遣事業。「ありったけの地獄を集めた」と形容される、国内唯一の地上戦の地である沖縄を訪ね、戦時下の沖縄で何があったのかを知り、見聞し感じたことをしっかりと周囲に伝えてもらう事業です。もう一つは、市民の皆さんが取り組む平和事業の認定。青年劇場による演劇「あの夏の絵」の上演、市民による平和音楽祭、加藤登紀子さんをお招きしてのコンサートという3事業を、今年は認定させて頂きました。いずれの取り組みも、たいへん熱心な多世代の市民の皆さんによって盛大に行われています。
 私自身は8月8日・9日に長崎を訪ね、世界の8500を超える自治体首長が加盟する「平和首長会議」に参加すると共に、平和公園での式典に列席。長崎の地から恒久平和への祈りを捧げました。

 本日は、松田町ご出身の中村桂子さんのご講演と伺っています。核兵器廃絶に向け、世界を舞台に精力的に活動を続けられている中村さんのお話は、核兵器をめぐる世界の現状と危機を知り、それに対して私たちが取り組むべきアクションに向け、極めて有意義なものとなることでしょう。
 平和を守り、平和を創り、そして日々の暮らしに根ざした平和文化を小田原の地から育てるべく、これからも力を合わせていきましょう。」

2025/08/15 11:20 | 未分類

2025年08月14日(木)

たちばなこども園、まち歩き対談

 13日、午前中は建設中の「たちばなこども園」の現場を訪問しました。
 旧市立下中幼稚園の場所に、保育園と幼稚園の機能を併設する認定こども園として、来年4月の開園を目指し建設が進んでいます。小田原産の木材をふんだんに用い、園児たちが伸び伸びと過ごし、主体性や創造性を育める空間となるよう、様々な工夫が盛り込まれた設計となっています。
 この日は、設計に携わった(株)環境デザイン研究所の仙田会長とプロジェクトマネージャーの宇佐美氏も来られ、設計におけるポイントや特徴などを詳しく伺いました。仙田会長は子どもの育ちと都市構造や建築の関係に関する国内屈指の専門家でもあり、また同研究所では全国各所で木造技術を駆使した建築を多数手がけておられることから、そうした経験からのノウハウが今回のこども園建築に十分に注ぎ込まれています。材料調達や建設を手がける瀬戸建設(株)と加藤建設(株)の皆さんからも、それぞれ担当されてきた業務やプロセス、建築にまつわる技術課題、地元木材の調達に関するご苦労などを聴かせて頂きました。
 園児が過ごす各保育室は園庭に接するように全て1階に配置、地元の無垢材に囲まれた大きな空間で過ごせる園舎となっており、今から完成が待ち遠しく感じられます。この日の訪問と皆さんとの会話については動画で収録し、後日HP等で市民の皆さんにもご覧頂けるようにする予定です。

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2025/08/14 12:52 | 未分類

2025年08月13日(水)

派遣生離日、広域農道小田原湯河原線 ほか

 10日から降り始めた雨は午後になって激しさを増し、夕刻に大雨警報発表。強雨をもたらす雨雲が断続的にかかり、その後土砂災害警戒情報レベル4が発表、避難所開設などの準備を整えました。雨脚は弱まりつつありましたが、土中の水分が高い状態が続いたため、警報は解除に至らず、最終的に12日の夜明け頃に解除となりました。九州地方での豪雨被害の報道に心を痛めていますが、市内から被害の報告等はほぼ無く、安堵しています。この雨で、雑草さえも枯れるほど乾いた状態だった野山は、一息ついたことでしょう。気温がだいぶ下がり、昨夜は虫の声も聞こえるなど、季節の変わり目を感じなくもないですが、今日以降はまた暑さがぶり返すようです。お盆に入り、我が家でも仏壇前に灯籠を出しました。

 チュラビスタ市から派遣され小田原市内などで交流プログラムに参加していた青年たちが12日に帰国することから、11日夕刻にさよならパーティを開催。私も短時間でしたが顔を出し、派遣生たちと歓談。10日ほどの滞在で、小田原からの派遣生たちともすっかり打ち解け、交流事業も大変有意義だったようです。市長および議長から派遣生たちに記念品を手渡し、今回の交流で育った絆を活かして、両国および両市の友好の架け橋になってほしいとメッセージを伝えました。12日、チュラビスタからの派遣生の帰国に合わせ、小田原からの派遣生も渡米、今日からはチュラビスタ市においての交流事業が始まります。

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2025/08/13 11:14 | 未分類

 

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