20日は二十四節気の「穀雨」、5月5日に「立夏」となりますが、すでに先週は小田原でも夏日を越える日が続いています。5月3日に小田原北條五代祭りを迎える小田原城周辺では、「御感の藤」の花房が下に伸び始め、花も咲き始めました。ツツジもだいぶ開花。今年も季節の巡りは早くなりそうです。
18日、日本赤十字社の会員増強運動が始まるに当たり、地域で協賛委員を務めて頂いている皆さんが集まっての全体会議がありました。小田原市長は日赤神奈川県支部小田原地区の地区長を仰せつかっており、協賛委員である市内26地区の自治会連合会長、地区民児協会長、地区社協会長さんらに、運動の協力をお願いしました。毎年、小田原地区だけで1,800万円前後のご寄付が集められ、様々な災害対策や地域の活動支援などに活用されています。
またこの日は、「健康おだわら普及員」の委嘱状交付式も実施。地域の中で市民の皆さんの健康増進に繋がるよう減塩みそ汁の普及など、地道な健康づくり活動を担って頂く皆さん。現在市内で80名ほどの皆さんに活動頂いています。小田原市民の健康上の課題は、脳血管疾患や心疾患が多いことであり、これは高血圧が要因の一つと言われています。各種調査によりますと、小田原市民は塩分摂取が多く、野菜摂取が少ないとのデータがあり、食や日常生活の改善が求められています。普及員の皆さんと連携し、命を大切にする取組を進めていきます。
