市長コラム

2024年03月21日(木)

市長コラム(令和6年3月21日)「スマートポールが稼働」

 市では、令和5年3月に採択された内閣府の「デジタル田園都市国家構想交付金」を活用し、地域幸福度(Well-Being)の高いまちづくりをデジタル技術により実現し、周辺拠点のハブ機能(中心拠点)を形成するため、「スマートポール」を設置しました。
 
 観光交流センターに設置したスマートポールは、非常時向け給電用コンセントを搭載しており、停電時にはEV車などから給電が行うことができるほか、商店街に設置したスマートポールから提供されるWi-Fi環境では、災害時などに通信障害が起きたときでも、衛星アンテナの利用により通信環境を保つことができます。
 また、LED照明やこどもの見守りルーター、防犯カメラにより、安心安全な環境も整備しました。

 3月1日(金)からの稼働に当たり、ご協力いただいた商店会の方々にもご出席いただき、オープニングセレモニーを実施しました。

(スマートポールの設置箇所については、次のとおりです。)



 

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2024/03/21 15:34 | 未分類

2024年03月19日(火)

市長コラム(令和6年3月19日)「海外展開マーケティング事業 事業報告会」

 2月22日(木)、今年度(令和5年度)実施した「海外展開マーケティング事業」における事業報告会に出席しました。
 市内事業者に対する地場産品の海外への販路開拓を支援するもので、海外展開に対する意識の醸成のほか、小田原ファンの獲得とインバウンドの増加を目的に、昨年10月28日・29の2日間、米国カリフォルニア州のサンフランシスコにおいて、市内事業者と連携した期間限定の企画展を開催。小田原の優れたものづくりや観光情報を発信しました。
 この事業には私自身も現地に赴き、トップセールスを行いました。

 今回、渡米した参加者だけでなく、現地に参加できなかった事業者の方々にもご出席いただき、今後の事業に生かしていくため、事業報告会及び意見交換を開催したものです。  
 渡米した参加者からは、「現地の人と会話をして反応を見ることができよかった」、「今後に向けて重要な一歩になった」、「日本を訪れたときは小田原に行ってみたいという声があった」といった報告があった一方で、海外の消費者に商品を届けるまでの仕組みづくりの必要性などの声もありました。  

 いずれにしても、今回初めての海外での企画展開催であり、まずは始めてみること、チャレンジしてみることが大切だと思っています。既に、現地に同行した事業者にはいくつかの商談が寄せられているなど、効果も出始めています。
 今回の経験をさらに生かし、まさに「世界が憧れるまち"小田原"」となるよう、オール小田原で取り組んでいきたいと思います。

(参考)小田原市ホームページ「小田原のものづくり、世界へ!(海外展開マーケティング事業)」
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/industry/jibasan/kaigaitenkai.html

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2024/03/19 13:08 | 未分類

2024年03月14日(木)

市長コラム(令和6年3月14日)「第1回雇用創造フォーラム みかさんin小田原」

 2月23日(金)、神奈川県中小企業家同友会小田原支部・ダイバーシティ委員会主催の「第1回雇用創造フォーラム みかさんin小田原」が開催されました。

 神奈川県や本市も後援するこのフォーラムは、「みんな かつやく カラフル かながわ」(頭文字の「み」と「か」が3つ続くことにちなみ「みかさん」)を合言葉に「多様な人材の雇用創造を通じた企業と地域の発展」という目的の下、地域に根差す企業をはじめ、保護者、教育、福祉、行政、保健、医療などの関係者が参集。
 
 多様な人材や雇用形態の具体事例を共有し、「働く」ことを通じて、地域に住む人たちと企業が「共に育ち輝く」方法と実践を考えていこうと、今回初めて企画され、記念すべき第1回の開催地として小田原が選ばれました。  

 講演では、黒岩知事が登壇し、県が推進している共生社会に向けた取組を発表されたほか、市内で障がいのある職人たちが活躍するハンドメイドの化粧品メーカーである株式会社リンクラインの神原代表取締役から、障がい者の可能性と新たな価値創造について話をされました  

 本市でも、地域共生社会の実現に当たっては、「小田原市共生社会推進本部」を立ち上げ、全庁一丸となって意識の啓発や事業推進に取り組んでいるほか、令和6年度当初予算(案)では、障がい者が生きがいを持って地域とつながり自立する力を育むことができるよう、障がい者支援・相談体制や障がい者サービスの充実、障がい者権利擁護等の取組を進めることとしています。  
 今後も、県や関係機関、関係団体の皆さんと連携を図るとともに、障がいのある人にしっかりと寄り添いながら、共生社会の実現を目指してまいります。

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2024/03/14 12:55 | 未分類

2024年03月13日(水)

市長コラム(令和6年3月13日)「地域子育てひろば」

 2月15日(木)、市内24か所で開設されている「地域子育てひろば」のうち、「二川地区 キリンさんの会」「桜井地区 かるがも」「前羽地区 キラキラ星」の3か所にお伺いしました。 

 地域子育てひろばは、各地区の民生委員児童委員協議会の子育て支援活動として、主に主任児童委員などが中心となって運営しており、地域の公民館や集会施設などを会場に、月1回〜2回程度開催されています。
 
 各地区では工夫を凝らし、七夕やハロウィン、クリスマスなど季節ごとのイベントや絵本の読み聞かせ、工作を行うなど、未就園児の遊びの場だけでなく、育児中の保護者にとっては、参加者同士で子育ての悩みを相談しあったり、おしゃべりでリフレッシュしたり、息抜きの場だったりと、皆さんそれぞれの目的でこの地域子育てひろばを活用していただいています。  

 お伺いした日もひろばのスタッフやボランティアの方に見守られながら、小さいお子さんがおもちゃで遊んだり、折り紙を作ったり、走り回ったりと、親子が一緒に遊ぶ様子、そして弾ける笑顔が印象的でした。  

 本市では、現在審議中の令和6年度当初予算において、これまで以上に誰もが安心して子どもを産み育てることができる環境を整えるため、「子ども・子育て支援」の推進に主眼を置いた予算編成を行いました。
 小児医療費助成の対象年齢を満18歳まで拡大するほか、民間保育所における使用済み紙おむつの回収、保護者が病気等の理由で養育が一時的に困難となった場合に一時的に児童を預かる、いわゆる「ショートステイ」や「トワイライトステイ」などを実施してまいります。

 今後も市民の皆さんが、「小田原に住んでよかった」「小田原で子育てをしてよかった」と実感していただけるような、魅力あるまちづくりを進めていきたいと思います。

(参考)小田原市ホームページ「地域子育てひろば」
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/edu-ch/kosodate/p28959.html

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2024/03/13 10:56 | 未分類

2024年03月12日(火)

市長コラム(令和6年3月12日)「子どもの居場所づくり事業」

 2月は、2つの子どもの居場所づくり事業を訪問しました。

 一つは、酒匂にある小田原市集会所で活動されている「はまっこてらす」。
 「はまっこてらす」は、酒匂・小八幡地区の元健康おだわら普及員さんが中心となり構成されている「チーム・そよ風」の皆さんが運営。毎月第2水曜日に、折り紙や紙粘土を使ったアート作品の制作体験など、様々な体験学習を行っています。
  今回お伺いした日は、ひな祭りに向けた紙のひな人形づくりを企画。子どもたちが真剣なまなざしで夢中になって取り組んでいる姿を見ていると、とても微笑ましく思いました。

 スタッフの方の話によると、平成28年(2016年)4月に団体を設立し、まもなく8年目を迎えるとのことですが、その間、コロナ禍により子ども食堂を断念せざるをえなくなるなど、運営にあたり様々なご苦労をされてきたようです。いくつもの困難を乗り越えて、代表者をはじめスタッフの方々が、変わらない熱い思いを持って子どもの居場所づくりに取り組まれていることに、頭が下がる思いです。
 これからも子どもたちが安心して集うことができ、様々な世代の方たちと交流できる地域の居場所として続けていかれることを切に願っています。 

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2024/03/12 17:01 | 未分類

 
 

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