無形民俗文化財・白髭神社の奉射祭 (しらひげじんじゃのぶしゃさい)
概説
白髭神社の奉射祭は、鎌倉時代初期の中村郷の豪族中村氏が、文治6年(1190)1月7日に「毘沙之的(びしゃのまと)を射る式」を奉納したのが始まりとされます。
その年の五穀豊穣(ごこくほうじょう)の吉凶を占う新年の神事で、1月7日に古式にのっとり行われます。
竹ヒゴで編んだ的に、径約2mの16のウズを描き、境内の椿で作った鳥形(ツバメと伝わります)を的の上部に3個吊るし、神楽殿の前に西向きに立てます。
射手(いて)は、代々同社の神主だった小船小宮家の本家と分家の当主が務めます。
神前に狩衣(かりぎぬ)姿の二人の射手が進み、宮司のお祓いを受けた後、位置につきます。
宮司の太鼓を合図に、本家の当主が矢をつがえ、分家の当主が御散米を的の前にまいた後、3回的を射ます。
続いて分家の当主に交代し3回、再び本家の当主が1回、計7矢を射ます。最後の1矢の後、観衆(現在は小学生以下)が奪い合う「的破り」で終了します。
鳥形を的に吊るのは「鳥追い」の意味とも推測され、持ち帰った鳥形を 家の戸口に吊るしておくと厄除けとなり、幸運に恵まれると言われています。
その年の五穀豊穣(ごこくほうじょう)の吉凶を占う新年の神事で、1月7日に古式にのっとり行われます。
竹ヒゴで編んだ的に、径約2mの16のウズを描き、境内の椿で作った鳥形(ツバメと伝わります)を的の上部に3個吊るし、神楽殿の前に西向きに立てます。
射手(いて)は、代々同社の神主だった小船小宮家の本家と分家の当主が務めます。
神前に狩衣(かりぎぬ)姿の二人の射手が進み、宮司のお祓いを受けた後、位置につきます。
宮司の太鼓を合図に、本家の当主が矢をつがえ、分家の当主が御散米を的の前にまいた後、3回的を射ます。
続いて分家の当主に交代し3回、再び本家の当主が1回、計7矢を射ます。最後の1矢の後、観衆(現在は小学生以下)が奪い合う「的破り」で終了します。
鳥形を的に吊るのは「鳥追い」の意味とも推測され、持ち帰った鳥形を 家の戸口に吊るしておくと厄除けとなり、幸運に恵まれると言われています。
アクセス
バス | JR二宮駅南口から「中井町役場入口行」乗車 「下中駐在所前」下車徒歩3分 または「下中小学校前」下車徒歩4分 |
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地図
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課
電話番号:0465-33-1717