絵画・寳金剛寺の西洋童子像 1幅 (ほうこんごうじのせいようどうじぞう)
指定名称 | 紙本著色 西洋童子像 |
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所在 | 国府津2038 寳金剛寺 |
形状等 | 紙本著色 縦 65.9㎝ 横 31.2㎝ |
少し腰を捻り正面を向く赤い修道服を着る少年と、その足元には少年を見上げる犬が描かれます。
和紙に岩絵具(いわえのぐ)で描かれており日本人絵師が描いたものと考えられ、桃山時代から江戸時代初期にかけて流行を見た初期洋風絵画の一つです。本来は単独像でなく、師父像などを伴っていたと考えられます。
江戸幕府によるキリスト教の禁教により、元の所有者が寳金剛寺に寄進したものと推測され、同寺では「稚児文殊像(ちごもんじゅぞう)」として伝えられてきました。
本図は、全国的にも類例が少ない初期洋風絵画の一つとして貴重な作品です。
和紙に岩絵具(いわえのぐ)で描かれており日本人絵師が描いたものと考えられ、桃山時代から江戸時代初期にかけて流行を見た初期洋風絵画の一つです。本来は単独像でなく、師父像などを伴っていたと考えられます。
江戸幕府によるキリスト教の禁教により、元の所有者が寳金剛寺に寄進したものと推測され、同寺では「稚児文殊像(ちごもんじゅぞう)」として伝えられてきました。
本図は、全国的にも類例が少ない初期洋風絵画の一つとして貴重な作品です。

寳金剛寺の西洋童子像
画像提供:鎌倉国宝館
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