古文書・長善寺文書

長善寺文書 2点(市指定 昭和53年3月4日)
所有 東大友65 長善寺
所在 小田原市立中央図書館
形状 中世文書 天正13年北条氏虎印判状ほか1点

概説

北条氏虎印判状(笠原越前守宛)

この古文書は、長善寺を中興開基した、笠原越前守の土地取得に関する諸役について、北条氏が裁定した書状です。

北条氏虎印判状(長善寺宛)

この古文書は、笠原越前守が長善寺に寄進した寺領について、諸役免除の書状です。

金峯山長善寺は、現在曹洞宗瑞雲寺の末寺で、建仁2年(1202)に大友左近将監能直の開基(寺を建てた人)により建設され、当時は大友山長善寺と号した他宗の寺でした。後にこの寺も衰微し、文明17年(1485)笠原越前守が、中興開基となって曹洞宗に改められました。


寺には数多くの古文書が所蔵されていますが、その中でも指定の文書2点は、中世史を知る史料として貴重です。

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文化部:文化財課

電話番号:0465-33-1717

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