古文書・石井家文書 204点 (いしいけもんじょ)
概説
石井家は、旧小田原藩の木挽棟梁(こびきとうりょう)を務めた家で、小田原地方では珍しい木挽職人関係資料が多数保存されています。
また、同家が小田原宿竹花町(たけのはなちょう・現栄町二丁目ほか)の町名主を務めていた時期があり、そのため江戸時代の同町を知る文書や絵図も若干伝存しています。
木挽職人関係文書では、当時の木挽職人の賃金の様子や、この賃金が高額のためか、藩では領内の木挽を雇用せず、より安い旅木挽を雇ったことから、仕事がなく困窮した81人の木挽職人が、藩に訴え出た訴状などがあります。
また、小田原宿竹花町関係文書では、元禄13年(1700)から天保13年(1842)までの約150年間の竹花町の変化を知ることができる町並図や家数書上(やかずかきあげ)などのほ か、地震、火災による都市の災害の様子が分かる資料があります。
これらの文書は、町方資料の少ない小田原にとって貴重な存在です。
また、同家が小田原宿竹花町(たけのはなちょう・現栄町二丁目ほか)の町名主を務めていた時期があり、そのため江戸時代の同町を知る文書や絵図も若干伝存しています。
木挽職人関係文書では、当時の木挽職人の賃金の様子や、この賃金が高額のためか、藩では領内の木挽を雇用せず、より安い旅木挽を雇ったことから、仕事がなく困窮した81人の木挽職人が、藩に訴え出た訴状などがあります。
また、小田原宿竹花町関係文書では、元禄13年(1700)から天保13年(1842)までの約150年間の竹花町の変化を知ることができる町並図や家数書上(やかずかきあげ)などのほ か、地震、火災による都市の災害の様子が分かる資料があります。
これらの文書は、町方資料の少ない小田原にとって貴重な存在です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課 文化財係
電話番号:0465-33-1717