古文書・岩瀬家文書
所有 | 小田原市 |
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所在 | 小田原市立中央図書館 |
形状 | 近世文書 85点 近代文書 46点 |
概説
岩瀬家は、旧小田原藩の家老職を務めた家で、絵図、覚書及ぴ藩士先祖書などを保存し、いずれも史料的価値が高く、貴重なものです。
これらの文書のうち、絵図は小田原城だけでなく、大久保氏転封地の騎西、加納、明石、唐津、佐倉の各城図があり、特に騎西・加納・明石の三図は、現地には伝存しないため貴重なものになっています。
覚書では貞享3年(1686)の稲葉氏から大久保氏への小田原城及び小田原領内に関する引継ぎ書類の写しや、小田原地震覚書などがあります。
また、先祖書では大久保氏の最古参の家臣と、その分家及び嫡子の33家が収められています。
これらの文書の中には、旧小田原藩の家老職であった旧加藤家文書も含まれており、まとまった藩政史料が少ない小田原藩にとって、注目すべきものです。
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