古文書・小西家文書 473点 (こにしけもんじょ)
概説
小西家は、江戸時代に城下町・宿場町小田原の町年寄、問屋役、町名主を務め、藩の御用商人として藩財政と密接に関係した家で、明治以後も小西正蔭(こにしまさかげ)が足柄県公吏となり、第1回目の県会議員として初代の神奈川県会副議長に選ばれるなど名家として知られています。
このようなことから、同家には薬種関係、金融関係、町政資料などが多数保存されています。
これらの文書のうち大半を占めるのが金子(きんす)借用証文ですが、幕末から明治時代にかけて金融業を営んでいた同家と、周辺農村や宿内各町との関係を知ることができます。
また、小西正蔭が編纂した家譜は、記録に基づいて書きあげられており、同家を中心にした上層町人と小田原藩との関係の一端がうかがえます。
これらは、町方資料の少ない小田原では貴重な存在です。
このようなことから、同家には薬種関係、金融関係、町政資料などが多数保存されています。
これらの文書のうち大半を占めるのが金子(きんす)借用証文ですが、幕末から明治時代にかけて金融業を営んでいた同家と、周辺農村や宿内各町との関係を知ることができます。
また、小西正蔭が編纂した家譜は、記録に基づいて書きあげられており、同家を中心にした上層町人と小田原藩との関係の一端がうかがえます。
これらは、町方資料の少ない小田原では貴重な存在です。
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