彫刻・京福寺の釈迦三尊
所有 | 久野885 京福寺 |
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所在 | 久野885 京福寺 |
形状 | 寄木造 像高 釈迦如来坐像(本尊) 79.0cm 文珠菩薩(脇立) 61.5cm 普賢菩薩(脇立) 64.5cm |
概説
神奈川県下でも、優秀な仏像の一つとして、美術的にも高く評価されています。
制作年代は、藤原時代(894年~約300年)と考えられます。
京福寺は、現在曹洞宗総世寺の末寺で、北条早雲の室であり、北条幻庵長綱の母であった「栖徳院殿華岩信公大禅定尼」が、天文23年(1554)4月に亡くなった直後、菩提寺として建立された寺です。
初めは、北条幻庵の屋敷に近い久野中宿・七軒屋敷の奥にありましたが、その後現在地へ移っています。
なお、釈迦三尊がどのようないきさつで、京福寺の本尊として祀られるようになったのかについては、今のところわかっていません。