登録有形文化財・旧石田家国府津別邸主屋

(きゅういしだけこうづべっていおもや)

国登録 令和6年3月6日
所在 国府津2064
建築年 大正13年(1924)
(昭和50年(1975)頃改修)
形状等 木造平屋建
鉄板葺
建築面積 136㎡
旧石田家国府津別邸主屋

旧石田家国府津別邸主屋

概説

三井物産社長、第5代国鉄総裁などを歴任し、昭和39年(1964)の東海道新幹線開業にも尽力した実業家、石田禮助(いしだ れいすけ)の別邸の主屋です。

東西棟の座敷棟と厨房棟を雁行(がんこう)させた平屋建で、東に洋館が接続しています。座敷棟は西妻を玄関として入母屋(いりもや)屋根を重ね、内部は東西三室で、東室を数寄屋風の座敷とし、床など自由な造形を見せる上質な近代和風建築で、「造形の規範となっているもの」という点が評価され、国の登録有形文化財に登録されました。

石田は東京の国鉄本社に出勤する際も、送迎の車を使わずにこの別邸から国府津駅まで歩き、そこから東海道線に乗って行ったことが語り草となっています。

※現在公開されていません。

この情報に関するお問い合わせ先

文化部:文化財課 文化財係

電話番号:0465-33-1717

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