登録有形文化財・松永記念館 葉雨庵 (まつながきねんかん よううあん)
所在 | 板橋941-1 |
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形状等 | 木造平屋建 切妻造 桟瓦葺 延床面積 27.13㎡ |
(松永記念館 老欅荘と住所は異なりますが、同じ敷地内にあります)
概説
葉雨庵は、三越の社長などを歴任した実業家で茶人でもあった野崎広太(のざきこうた・幻庵)(1859~1941)が、南町にあった別邸・自怡荘(じいそう)内に昭和3年(1928)頃に建築した茶室で、彼の作った茶室の中でも代表作の一つにあげられています。
茶室は三畳台目中板入(さんじょうだいめなかいたいり)の大きさで、それに二間四方の水屋が付属しています。中板と中柱に台目切炉の形、床間の脇に設けた背の低い茶道口、点前座(てまえざ)の対面に開いた貴人口(きにんぐち)の意匠に特徴があります。特に深(ふか)三畳に四尺の床間と中板及び台目構えの中柱による室内の構成が優れています。
葉雨庵は、昭和60年(1985)12月から翌年3月にかけて自怡荘から板橋の松永記念館に移築・復元されたもので、建物はもとより露地(ろじ)の灯篭・蹲踞(つくばい)も移設されました。
茶室は三畳台目中板入(さんじょうだいめなかいたいり)の大きさで、それに二間四方の水屋が付属しています。中板と中柱に台目切炉の形、床間の脇に設けた背の低い茶道口、点前座(てまえざ)の対面に開いた貴人口(きにんぐち)の意匠に特徴があります。特に深(ふか)三畳に四尺の床間と中板及び台目構えの中柱による室内の構成が優れています。
葉雨庵は、昭和60年(1985)12月から翌年3月にかけて自怡荘から板橋の松永記念館に移築・復元されたもので、建物はもとより露地(ろじ)の灯篭・蹲踞(つくばい)も移設されました。
アクセス
鉄道 | 箱根登山線箱根板橋駅から徒歩10分 |
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バス | 小田原駅東口から 箱根登山バスH・T・TP線 伊豆箱根バスℤ・J・U・P線 「上板橋」下車徒歩6分 または「箱根板橋駅」下車徒歩10分 小田原宿観光回遊バス「うめまる号」(年末年始を除く土・日・祝日運行) 「箱根板橋駅」下車徒歩10分 |
地図
関連情報リンク
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課 文化財係
電話番号:0465-33-1717