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2019年12月07日(土)

本ときどき茶々が開催

小田原市民になって3年目、まだまだ初心者のRieが、11月30日・12月1日に旧松本剛吉別邸で開催されたイベント「本ときどき茶々」に、いち早く行ってきました。
12月7日(土)・8日(日)にも引き続き開催されますので、多くの人に足を運んでもらえるよう、見どころをレポートしますね!
このイベントは、本ときどきカフェ実行委員会と小田原市が共同で主催し、市内の歴史的建造物をブックカフェにするイベントの第二弾。
第一弾は今年9月に栄町の旧豊島邸で「本ときどきカフェ」という名前で開催され、大好評。
今回は南町・西海子小路にある歴史的建造物「旧松本剛吉別邸」に舞台を移し、クラシカルな雰囲気のなかで、読書とお茶を楽しむことができます。
本格的なお点前のお抹茶は、お菓子付きで一服500円本格的なお点前のお抹茶は、お菓子付きで一服500円
前回と名前が異なるのは、旧松本剛吉別邸に茶室があるから。
「雨香亭」という茶室で、お抹茶とお菓子をいただけます。
葉が色づいた秋の庭園を眺めながら、雅な雰囲気に浸ってみてはいかがでしょうか。
幅広いラインナップ。本は茶室にもあります。幅広いラインナップ。本は茶室にもあります。
それだけではありません!
主屋では、実行委員会のメンバーで、本町にあるケントスコーヒーのマスター・平井丈夫さんが、オーダーを受けてから豆を挽き、ハンドドリップで入れたコーヒー(300円)をいただくことができます。
紅茶や甘酒もありますよ。
そう、今回のブックカフェは、お茶がとっても充実しているのです!


お茶のお供となる本は建物の中に置かれていて、自由に読むことができます。
本を置いてくれているのは、大人だけではないのです~!本を置いてくれているのは、大人だけではないのです~!
本の帯にご注目!
本の持ち主が、この本の感想やおすすめコメント、印象深いエピソードなどをしたためています。
メッセージに惹かれて手に取った本があったら、裏面の帯に自由にメッセージを書き込んでみてください。
「9月のブックカフェの際にも行った試みで、顔を介さなくても本を通じてコミュニケーションができるのがとても楽しいね、ということで好評だったんですよ」と平井さん。
本を読む時間がない方は、帯のメッセージを読むだけでも楽しいですよ。
骨董品など、雑貨の販売もあります。骨董品など、雑貨の販売もあります。
また、門から玄関までのアプローチでは、自分の本を持ち込んで販売する「一箱古本市」を開催。それぞれの店主の個性が垣間見れるラインナップから、ピピッと来る本を探してみて。
旧松本剛吉別邸は、山県有朋と親交が深かったことで知られる、貴族院議員の松本剛吉の別荘で、平成31年に市の所有となりました。
約2500平方メートルもの広大な敷地のなかに、細部にまでこだわりが散りばめられた数寄屋風の主屋と草庵風の茶室があります。
建物の中に入れるこの特別な機会に、それぞれのお気に入りの場所を見つけて、本とお茶をゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
●本ときどき茶々
12/7(土)・8(日)10~16時(一箱古本市は15時まで)
小田原市南町2-1-27 旧松本剛吉別邸
※駐車場は旧保健所跡地をご利用ください。

2019/12/07 11:23 | その他

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