市長コラム

2021年07月26日(月)

市長コラム(令和3年7月26日)

 皆さん、この4連休はいかが過ごされたでしょうか。この連休中に、少し7月の出来事を振り返ってみました。

 先月から、新たな総合計画策定のために、有識者との対談をしています。7月6日には建築家の隈研吾さんと、7月13日には小田原ご出身でキリンホールディングス株式会社代表取締役社長の磯崎功典さんと対談しました。お二人からはポストコロナ社会とはどんな社会か、その中で小田原はどういう方向に歩むべきかなど幅広いご示唆をいただきました。その概要は広報8月号に掲載予定ですので、是非ご覧いただきたいと思います。
 7月9日に、ママとなった女性が笑顔で楽しく子育てでき、一人の女性としても人生を大切にできるためのサポートをされている「NPO法人 mama’s hug」さんを訪問しました。mama’s hugさんは本市のファミリー・サポート・センター事業の運営も担っていただいております。当日は就労支援事業である洗剤づくりのお手伝いをしました。一人ひとり働く環境が異なっても柔軟に仕事ができる環境を整えられていました。少しはお役に立てたかな?その後は皆さんと懇談。このような場所づくりって本当に大切ですね。
 7月13日に、小田原市校長会「小田原市教育課題研修会」において、「小田原の教育の未来〜小・中学校長に望むこと〜」をテーマに講演しました。私が小田原市政の中で教育をどのようにとらえているか、世界が憧れるまち”小田原”をつくるために、いかに教育を重要視しているかを一生懸命伝えました。その日は青いワイシャツを着ていたのですが、講演を終えたときにはシャツの色が変わるほど汗をかいていました。
 7月14日には、優良工事表彰式を開催し、13者に対して感謝状を贈呈いたしました。県庁職員時代に監督員として、検査員として公共工事に関わっていましたが、工事は行政と施工者がともに難しい課題に取り組むことによって質が確保されます。本市の職員にとっても経験を積む大切な機会となったと思います。
 7月17日にアニメーション映画監督の富野由悠季監督に、小田原ふるさと大使に就任していただきました。富野監督は小田原市出身で代表作「機動戦士ガンダム」はあまりにも有名です。過去に「小田原は嫌い」と仰っていた監督ですが、会話の端々に小田原への愛情が溢れていました。小田原で過ごした経験があればこそ、様々な作品が生み出されるのだと実感しました。併せて、2種類のガンダムマンホール蓋が寄贈されました。このマンホール蓋は、7月31日まで小田原城天守閣内で展示された後、8月1日に市内に設置する予定です。
 7月19日は、約30年ぶりに変わる下水道マンホール蓋のデザインをしてくださった城北工業高校デザイン科の山口優香さんに感謝状を贈呈しました。現在のマンホール蓋は昭和63年に職員によって考案されたものですが、今回は若者の力を市政に活かしてもらいたいとの思いで、同校デザイン科の103名にデザインをお願いしました。どれも力作で選考委員は大変だったと思います。小田原城天守閣や学橋、梅、小田原提灯がデザインされたマンホール蓋は末長く市民に愛されると思います。
 7月22日に小田原市観光交流センターがオープンしました。コロナ禍なので式典は極めてシンプルなものにしましたが、城山中・小田原東高校による吹奏楽部演奏、相洋高校和太鼓部演奏が華を添えてくださいました。このセンターは(株)小田原ツーリズム、報徳仕法(株)、FM小田原(株)による「三の丸地域循環創造事業体」が運営を担ってくださいます。観光案内業務のほか、物販、体験コーナー、カフェなどもあり、小田原の魅力を伝える核となることを期待いたします。オープン記念のTシャツアートフェスティバルは7月31日まで開催されていますので、是非ご覧いただきたいと思います。
 

2021/07/26 16:36 | 未分類

 
 

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