市長コラム

2022年10月20日(木)

市長コラム(令和4年10月20日)

 コロナの感染拡大が落ち着きを見せつつある中、秋のイベントが少しずつ開催されるようになり、土・日の公務も増えてきました。
 
 15日、はじめは三の丸小学校運動会の開会式に出席いたしました。
 開会式前に会場に入りましたが、まず目を引いたのが、グラウンドに敷き詰められた緑一面の芝生。三の丸小学校は今年、開校30周年ということで、記念事業として決まったのがこの校庭の芝生化。PTAによる実行委員会が中心となり、学校や関係団体等と調整を重ね、今年6月に児童や保護者、地域の方々により芝生の苗植え作業を実施。当日は私も作業をさせていただきました。
 この鮮やかな緑の芝生の下、今年は全学年で開催、保護者の観覧もあるとあって、子どもたちは本当に嬉しそうな様子。開会式でも笑顔があふれていました。コロナの影響を考慮し、この日は半日の開催でしたが、これまで思うような開催ができなかったことを考えると、児童、保護者、先生方が一体となっている光景を見て、私は胸が熱くなる思いがしました。
 その後は、小田原短期大学の学園祭「小峰祭」において、「小田原の子育てと保育の未来」と題した「トークセッション」に参加いたしました。
 トークセッションのお相手はタレントで藤沢市在住の「つるの剛士(たけし)」さん。つるのさんは、5人のお子さんの育児経験などから育児番組を担当。その後も様々な形で子育てに接する中で、今後の人生を踏まえて何か社会に貢献したいとの思いから、一念発起して、幼稚園教諭免許を取得するため小田原短期大学に入学。この3月に卒業したばかりというご縁で、今回のトークイベントにご参加いただいたとのこと。
 トークでは、私からは小田原の子育て・保育の現状や将来像などをお伝えするとともに、つるのさんからは、子育てへの思いや幼稚園教諭免許を取得するに至った経緯、今後の夢などを熱く語っていただきました。 子育てを取り巻く現状は、社会経済構造や家庭環境の変化などから、保育をする側、受ける側ともに難しい状況にありますが、子育ては本来楽しいもの。そんな原点を感じたトークセッションとなりました。最後には、幼稚園教諭・保育士を目指す皆さんへ二人からエールをお送りしました。
 その後は、上府中公園で開催されている「ドッグラン」に足を運びました。
 犬の飼い方マナー啓発の一環として、今年度試行的に市が開催している仮設のドッグランは、前回6月に引き続き2回目(5月は雨のための中止)。どんな様子か気になり、うかがったものですが、この日は市内で運動会が開催されているためか、来場者は少なめでした。それでもその後の担当者の報告では、午後には来場者が増え、週末の土・日で約200人の来場があったとのこと。身近な場所でのドッグランをお楽しみいただけたかと思います。
 コロナの感染拡大以降、在宅時間が増えたことなどにより、現在は空前のペットブーム。癒しの存在となっている一方、マナー違反や飼育放棄など、社会的な問題も増えています。災害時のペット同行避難も大きな課題となっていますので、今回のドッグラン開設を通して、そうした問題を考えるきっかけになればと考えています。
 なお、次回のドッグラン開催は、11月12日(土)(予備日 翌日13日(日)です。

2022/10/20 17:01 | 未分類

 
 

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