市長コラム

2024年02月05日(月)

市長コラム(令和6年2月5日)

 令和6年能登半島地震の発生から早1か月が経ちました。改めましてお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、被災者の方々に深くお見舞い申し上げます。
 被災地支援に当たっては、1月5日に防災部職員が一般社団法人神奈川県トラック協会の協力の下、支援物資を石川県内の受け入れ拠点に直接お届けしたほか、公共施設では義援金の受付を行っています。
 現在は、自治体の支援が物的支援から人的支援へと変わっており、本市では、国からの要請により消防職員を第8次派遣隊まで派遣しているほか、市立病院の医師や看護師等によるDMAT(災害派遣医療チーム)の派遣をしてきました。
 これらに加え、1月19日(金)には神奈川県からの要請により、被災自治体を1対1で支援する対口支援として、石川県志賀町へ市職員を派遣。
 また、公益社団法人日本水道協会の要請により、1月20日(土)には応急給水活動のため上下水道局職員と給水車を、2月3日(土)には水道管の復旧活動のため上下水道局職員と小田原市管工事協同組合員を志賀町へ派遣することとなり、それぞれ出発式を行いました。被災地の一日も早い復旧・復興のため支援に当たってほしいと激励をいたしました。
 
 
 
 
 1月20日(土)、小田原市地域活動推進協議会及び小田原市自治会総連合主催の令和5年度「地域活動シンポジウム」が開催されました。
 主催の小田原市地域活動推進協議会は、民生委員児童委員協議会や青少年健全育成連絡協議会など、市内15の地域活動団体で構成されており、相互に連携しながら、地域活性化のために活動をされています。  
 シンポジウムでは、十字地区まちづくり委員会、大窪地区まちづくり実行委員会の取組に加え、地区社協福祉協議会連絡協議会からは桜井地区社会福祉協議会の取組として、計3団体から事例発表を行ったほか、市からは「おだわら地域力市民力表彰」として、地域のために自主的・積極的に活動し、多大な地域貢献をされている5名、4団体の方々を表彰しました。
 受賞された皆さん、誠におめでとうございました。
 
 1月22日(月)、医療・福祉の分野でリネンサプライなどを展開する株式会社柴橋商会が市内堀之内に小田原工場を新設。このたび完成を記念し、竣工式が執り行われました。  
 最新機器・システムを導入し、病院寝具の洗濯業務など1日約50トンの生産量に対応。医療・福祉向けリネンサプライ用単独工場としては日本最大級となります。
 今後本市との災害協定やおだわらSDGsパートナー、小田原Lエールなど連携を図ってまいります。
 
 
 昨年11月、本市では初めてハラスメントに関しての懲戒処分を行いました。公務員としての信用を失墜させ、市民の皆様の信頼を失うことになったことは、市長として痛恨の極みであり、改めて市民の皆様に心からお詫び申し上げます。
 本市ではこれまでもハラスメント対策として、研修やアンケートの実施、相談窓口の設置などに取り組んできましたが、「それでもまだ十分でなかったのではないか」といった様々なご意見をいただきました。
 今後は決して「ハラスメントを起こさせない・許さない」という決意の下、外部相談窓口の設置など新たな取組を行ってまいりますが、その一つとして掲げたのが「ハラスメント撲滅プロジェクトチーム」の設置です。
 その第1回会議が1月23日(火)に開かれました。メンバーには、座長として本市のハラスメント対策推進アドバイザーであり、神奈川県立保健福祉大学大学院の津野香奈美准教授のほか、弁護士や本市のハラスメント対応相談員、市職員など7名で構成されています。
 今後は3月末までを目途に、ハラスメント撲滅に向けた仕組みづくりやこれまでの取組の検証と対応方法などを検討していくこととなります。
 市民の皆様により良いサービスを提供するには、何よりもハラスメントのない環境で職員が活き活きと働くことができる職場づくりが重要です。改めて私自身、強い意志を持って職員とともに取り組む覚悟です。
 
 1月20日(土)、映画「二宮金次郎」を製作、上映活動をされている万葉倶楽部株式会社様に感謝状を贈呈しました。
 映画「二宮金次郎」は令和元年に初公開。同社は製作委員会の一員として多大な貢献をされたばかりでなく、国内各所での上映活動を通して、二宮金次郎の功績を広く伝承。地域における映画文化の振興にもご貢献いただいています。
 さらに昨年度は、教育普及の目的で、映画「二宮金次郎」の上映権付DVDを市内教育施設にご提供いただきました。これまでの同社の活動に敬意と感謝を申し上げます。
○1月21日(日)
小田原サッカー協会との意見交換
○1月24日(水)
ヤッホー国府津村役場 古谷会長ほか皆さんからの活動報告
 
○同日
小田原市ゼロカーボン・環境共生推進本部会議における幹部研修
東京大学未来ビジョン研究センター髙村教授による講義

 
 
○同日
災害時における地図製品等の供給等に関する、株式会社ゼンリンとの災害協定締結式
○同日
山根公園(市内早川)における公園再整備計画 第3回ワークショップ

 

2024/02/05 17:02 | 未分類

 
 

ページトップ