12日、日本障がい者レスリング連盟の皆さんがご来庁。7月6日に小田原アリーナで開催される「チャリティープロレス祭り」のご案内を頂くと共に、連盟の活動についてご紹介頂きました。
この企画を中心で率いておられるのが、「義足のプロレスラー」として今も活躍されている、谷津嘉章さん。モントリオール五輪のレスリング日本代表として8位入賞をはじめ、後にプロレスラーとして活躍、レスリング全日本選手権で優勝、プロとアマチュアの境も超えた交流など、レスリング界の発展に貢献されてきました。2019年、病気が悪化し右膝から下を切断、アスリートの道は断たれたかに思われましたが、そこから奮起され、義足にてレスリングを続け、3年前に日本障がい者レスリング連盟の発足を牽引。今はパラリンピックにレスリング種目が採用されることも目指されています。以前、谷津さんが市内国府津にお住まいであったことがご縁で、今回のイベント開催に至りました。
すでに69歳になられた谷津さんですが、年齢を感じさせぬ大きな体躯。「同じような境遇の人たちにも勇気と元気を届けたい」との思いで、リングに立たれます。当日は谷津さんの「先輩」藤波辰爾氏も参加される、プロレスファンにも魅力的なイベントです。チャレンジを続ける谷津さんの勇姿に、ぜひ多くの皆さんに触れて頂きたいと思います。
