市長の日記

市長の日記

2025年09月02日(火)

『私の願い』、市議会開会、森のようちえん ほか

 31日、三の丸ホールにて「私の願い」コンサートが開催され、私も参加してきました。このコンサートは、大戦後の満州での戦争体験をもとに平和への強い願いを持っておられた俳優の故・宝田明さんの意志を受け継ぎ、2019年から続けられているもので、今年が7回目。毎回、劇団四季で活躍された俳優さんたちによるステージと、宝田明さんが作詞した「私の願い」などを歌う市民合唱団、そしてメインゲストとして歌手をお招きしてのコンサートなどで構成されています。
 今回は、昨年に引き続き加藤登紀子さんが出演。ご自身が満州生まれで、戦後の引き揚げなどに伴う苦労を経験されていることから、平和への強い思いを抱かれています。今回のコンサートでも、平和への願いが込められた語りと歌が、来場者の心を深く揺さぶりました。加藤登紀子さんとは初めてお目にかかりましたが、愛と包容力溢れるステージに感銘を受けました。

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2025/09/02 14:34 | 未分類

2025年09月01日(月)

ご寄付、農林業関係要望、西安訪日団 ほか

 29日は、午前中に複数のご来訪がありました。
 まず、2件のご寄付。小田原庭園業組合の皆さんから、34回目のご寄付を。また板橋・古稀庵を管理されているあいおいニッセイ同和損害保険株式会社様から27回目のご寄付を、いずれも本市の「ふるさとみどり基金」へと頂きました。歴史的風致と調和した豊かな緑の存在は小田原の大きな魅力のひとつですが、老木化への対応や繁茂する草木の管理が、現状の人員体制や事業費では十分に行き届かない面があります。市では「緑の基本計画」を定めており、この方針に沿って緑の質・量を健全に保っていくこととしており、今回のご寄付はその活動にしっかりと役立たせて頂きます。

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2025/09/01 13:27 | 未分類

2025年08月29日(金)

SDGsパートナー登録式、湘南NPOサポートセンター ほか

 ここ最近、夜は庭から虫の声、明け方は窓から涼しい空気が入ってくるようになりました。日中の気温はまだ高いですが、今週末で8月が終わり、暦の上では秋に。公務的にも、来週からは9月定例会が始まり、地域では健民祭や敬老行事、各週末の様々な催事など、秋ならではの日々が始まります。

 28日午前中、おだわらSDGsパートナー登録式が行われました。小田原市が令和元年にSDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業に選定されて以降、市民や企業の皆さんと「おだわらSDGs実行委員会」を立ち上げ、以前より取り組んできた持続可能な地域社会への歩みをより一層進めてきています。その一環として、地域でSDGsにつながる実践や活動に意欲的な企業や市民活動団体などとの協働を進めるべく、パートナー登録制度を開始、現時点で292者が登録となっています。この日は、今年度から新たに登録となった15者の皆さんがご来庁、私から小田原産木材製の登録証を交付させて頂きました。
 実行委員会会長を務める原正樹さんからの祝辞のあと、改めてこの間取り組んできた実行委員会の歩みを映像で紹介。SDGsの目標年次である2030年を目途に、設定された目標の達成に向け、それぞれの立場で実践を重ねると共に、パートナーの皆さんの連携や交流によって、小田原全体の持続可能性や、そのための機運が大いに高まっていくよう、力を合わせていくことが確認されました。

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2025/08/29 11:45 | 未分類

2025年08月28日(木)

鬼柳・桑原で意見交換会、知事との懇談会 ほか

 絶滅危惧種の固有種メダカが生息している可能性のある鬼柳・桑原の水田地帯の今後に向けて、昨年より庁内にプロジェクトチームを立ち上げ、環境と調和した整備・保全の在り方を検討しています。その一環で、25日に桑原地区、26日に鬼柳地区の地権者の皆さんらと、2月に続き2回目の意見交換会を開催しました。開発や農業継続に対する地権者の考えを確認するためのアンケートの結果(9割の地権者が手放したいとの意向)、4月から開始している生物相調査の中間報告(貴重な動植物の存在を確認)、環境と開発を両立させている工業団地などの事例紹介など、半年間の活動状況を報告。その上で、改めて現時点での私の思いをお伝えし、参加された皆さんと意見交換を行いました。
 「後継者もいない中で田んぼを続けることは難しい」「市や企業が全て田んぼを買い取ってくれれば」「自然を守ってくれるNPOや企業があれば良いが」「先行きはともかく、この貴重な環境は守っていきたい」など、様々かつ率直なご意見を頂きました。市として、望ましい整備と保全の在り方を見極めるべく、引き続き各方面の意向確認や検討作業を続けていきます。

 27日、Meiji Seika ファルマ株式会社足柄工場にて、製剤新棟の起工式が行われました。昭和38年に竣工後、ペニシリンなど各種抗生物質などの製造拠点として操業、その後医薬品候補物質の創出などを行う製薬研究所として現在に至っています。このたび、平時は注射用抗菌剤を製造し、感染症拡大などの局面ではワクチン製造に切り替えることが出来る「デュアルユース」設備を持つ製剤新棟を新たに建設することとなったものです。
 市長就任1期目の頃、現在の代表取締役社長である永里さんは研究所所長として着任しておられました。当時、かつての工場が閉鎖され敷地内に広大な空地があったことから、その活用も含め企業立地の存続をお願いしてきた経緯があります。起工式では久しぶりに永里さんと再会、往時を振り返りつつ、新たな役割を担うことになる足柄工場の今後への期待をお伝えしました。

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2025/08/28 13:05 | 未分類

2025年08月27日(水)

第一次実行計画、派遣職員激励 ほか

 24日午後、第21回「外郎売の口上まつり」が三の丸ホールにて開かれました。2代目・市川團十郎の時代から上演されている歌舞伎十八番の演目として有名であり、城下町・宿場町としての小田原の、往時の街道沿いの街並みや風俗、食文化などを彷彿とさせる口上は、そのまま小田原にとっての貴重な文化遺産。様々な形でこの口上を語り継いでいる「外郎売の口上研究会」の皆さんの活動には、心より敬意を表します。その表現手段は年々工夫が重ねられ、もはやエンターテインメントの域。この日の舞台でも、研究会メンバーに加えたくさんのゲストにより、ステージは大いに盛り上がりました。私もいつの日か?口上をそらんじることが出来るようになりたいものだと思っているのですが・・・。

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2025/08/27 13:17 | 未分類

 

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