市長の日記

市長の日記

2025年10月14日(火)

大相撲小田原場所、SSP、チョークアート ほか

 10日、朝一番で郷土文化館へ。7月1日より開催されている企画展「広報紙でタイムスリップ!昭和の小田原へ」を見学。昭和15年に小田原市制が施行されて以来の80有余年にわたる小田原の歩みを、第1号の広報をはじめとする広報紙の記事を軸に据え、時代の節目を象徴する様々な写真資料も用いて振り返る企画。第1号の記事、折々の貴重で懐かしい写真、変遷を遂げてきた街並みなどを振り返ることが出来ます。10月26日まで。
郷土文化館での企画展にて郷土文化館での企画展にて

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2025/10/14 15:04 | 未分類

2025年10月10日(金)

藻場再生活動、運動処方 ほか

 9日、台風22号は太平洋沖を東へ向かい、小田原では強い風が吹いたものの特段の被害などはありませんでした。すぐ後を追うように、同じような軌跡で台風23号が来るようですが、3連休の諸行事に影響が無いことを祈ります。

 強い風が吹き、海が大シケとなっている中、江之浦漁港へ。「市民と市長の懇談会」として、江之浦を拠点に海中の藻場再生に取り組んでいる皆さんと、現状について課題を共有し、藻場再生に向けた活動をご紹介頂くと共に、今後に向けて取り組むべきことなどについて意見交換を行いました。参加されたのは、漁師である野瀬晃治さんを代表として活動している「小田原藻場再生活動組織」の構成員の皆さん。活動の母体とも言える小田原市漁業協同組合の高橋組合長も同席頂きました。
 海水温の上昇などに加え、2019年の台風19号による被害、その後のブダイやウニによる食害などで、かつての豊かな海藻の森を失っている小田原の近海の海底。豊かな藻場を取り戻すことは漁業にも大きく貢献するため、その再生に懸命に取り組まれています。
 活動では、コンクリートの台座の上に金属製のカゴを組み立て、その中に胞子を飛ばすカジメ(海藻の一種)を入れて海中に設置、食害生物から守りながら周辺への藻場の拡大を目指しています。国・県・市からも補助を行い、この活動を支援しており、一部藻場再生の兆しも見え始めていますが、まだ時間はかかりそう。引き続き、市としても全面的に応援していく予定です。
江之浦海業センターにて、藻場再生活動組織の皆さんと江之浦海業センターにて、藻場再生活動組織の皆さんと

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2025/10/10 12:46 | 未分類

2025年10月09日(木)

公文書管理条例について答申 ほか

 7日、小田原市情報公開審査会に諮問していた「小田原市公文書管理条例のあり方について」への答申がまとまり、同審査会の林会長より答申書が提出されました。この諮問は、昨年度庁内で行った「懸案とされる諸事業の検証作業」の過程で明らかになった、市業務における公文書管理にまつわる課題を解決するべく、そのあるべき姿について検討を依頼したものです。
 答申書には、「公文書管理条例の基本的な考え方」「公文書の作成・取得・整理・保存」「電子化の推進」「評価選別・廃棄・重要公文書の利用等」「チェックする仕組み」「職員の知識習得及び意識の向上」等の項目にそって、条例化とその実効的運用に向けた取り組みが明確に提案されています。過去の諸事業において、本来行うべき事務決裁が記録として残されていないなど事務処理上の不適切さがあったことを踏まえ、今後は本答申を最大限に尊重し、「小田原市公文書管理条例」の制定に向けて作業を進めていく考えです。
公文書管理条例に関する答申書を受領公文書管理条例に関する答申書を受領

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2025/10/09 13:44 | 未分類

2025年10月08日(水)

賑わった街なか

 5日、今シーズンの各地区健民祭開催がピークを迎え、早朝より5カ所をお訪ねしました。曽我、下府中、富士見、早川、新玉。来場者それぞれがニュースポーツや軽い運動に気軽に取り組めるスポーツフェスティバル形式に移行している地域もあれば、地区対抗種目を中心に組み立てる従来の健民祭スタイルを続けている地域もあり、そこに地域特性が加わって、会場の雰囲気は様々。各会場では競技途中にご挨拶をさせて頂くのですが、時間の許す限り滞在し住民の皆さん方が競技に熱中する様子を拝見。新玉地区では、メディシングボールのスターターを急遽依頼されたりと、私も一緒に楽しませていただきました。

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2025/10/08 13:20 | 未分類

2025年10月07日(火)

使用料改定の議案を撤回 ほか

 自民党総裁に高市早苗氏が選出されたことに対する様々な「反応」が、社会の至る所でざわめきのように拡がっています。
 地方創生を重視した石破総理の政策枠組みは継承され、地方への財源配分は引き続き確保されるものと思いますが、一方で、防衛・サイバー銘柄が急騰するなどした6日の「高市トレード」に表れたように、防衛分野の強化、ひいては近隣諸国との緊張の高まりなど、和平への影響を危惧する声も。「政治とカネ」の問題への向き合い方も含め、公明党の齋藤代表も「友党」ながらいち早く懸念を表明されていました。
 いずれにしても、高市氏がこれまで示してきた政治理念や政策観、氏を支える党内外の人的関係が、課題山積の国政や地方行政にどのように反映されていくのか、地方自治体としても注視していきます。

 6日、小田原市議会9月定例会が閉会となりました。9月下旬より行われてきた決算特別委員会の審査を経て、令和6年度決算は賛成多数で承認されました。
 今定例会に上程した、市公共施設等の使用料改定に関する議案については、市民や利用者の意見聴取が不十分であることや、改定率の幅が大きすぎるなど、各常任委員会で様々なご意見が出されたことを踏まえ、議案の撤回を申し入れ、承認されました。今後、各施設の利用者などへのアンケートやヒアリング等も行いつつ、市公共施設の運営には原価がかかっており適正な形でそれを受益に応じて利用者が一定程度負担していく必要があること、更には市全体の財政運営の持続可能性を確保していく必要があることなどの説明も含め、丁寧にプロセスを重ね、市民の皆さんにご理解頂ける形での議案再提出を目指していきたいと考えています。
 「値上げ」というものは、いつの時代にも嫌われるものですし、特に市民生活にまつわる諸物価の高騰が進む現状にあっては尚のことと思います。しかし、「公共」を支えるための費用を、皆で担い合っていく必要性については、たとえそれが市民の皆さんに受容されにくいものであるとしても、地域社会の持続可能な未来に責任を持つ首長の基本的なスタンスとして、表明し続けるべきであると私は考えています。医療にしても介護にしても、また地域福祉や教育、各種社会インフラにしても、そうした議論を避けて通ることは出来ないでしょう。いずれにしても、理解と合意の形成に努めつつ、丁寧に進めてまいります。

2025/10/07 10:27 | 未分類

 

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