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2022年04月26日(火)

力あふれる作品たち「けずる絵、ひっかく絵」

チラシは井上三綱氏の作品チラシは井上三綱氏の作品
「知り合いの作家が出ているのでお出かけください」というお知らせをいただき平塚市美術館に出かけてみました。
展覧会のタイトルは「けずる絵、ひっかく絵」。

『「絵を描く」というと、線を引き、絵の具を塗るという行為を連想しますが、人類最初の文化遺産として知られている洞窟壁画が、壁に動物や人間の形を線刻していることからも明らかなように…』ということで削ったりひっかいた痕跡を画面に残して仕上げた作家5名が紹介されています。

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2022/04/26 10:42 | 美術

2022年04月24日(日)

小田原ふるさと大使 林英哲コンサート

2022年4月9日、三の丸ホールでは、また一つ、記憶に残る開館記念事業が行われました。
小田原ふるさと大使の林英哲さんのコンサートです。

 晴れた空の向こうに小田原城を望み、眼下にはお堀端通りの桜並木に囲まれた三の丸ホールに、このソロ太鼓音楽と言うジャンルを切り開き、世界的な地位に高めた林英哲さんの魂の響きが、大ホールの隅々まで満たされました。
 大型の和太鼓の雄渾の響きと、バチさばきによる乾いた鼓の音、そこに透徹に澄み切った鈴(りん)の輝き、それに加えてマイクを活用した尺八と三味線の組み合わせは、コンサートホールの音響の試金石とも言えるものです。これらの全てが音の渦となってホール全体に響き渡り、林英哲さんの祈りの世界に昇華して、林英哲さんからも、最後の挨拶の時に、素晴らしいホールとお褒めの言葉をいただきました。まさに三の丸ホールの開館を祝うモニュメントとしてのコンサートでした。

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2022/04/24 10:52 | 伝統芸能

2022年04月14日(木)

スクランブル・ダンスプロジェクトの講師、舞踏家の松岡 大さんにインタビュー(後編)

小田原在住4年目のRieです。


前回の記事で、スクランブル・ダンスの世界にどっぷり浸った感想をお伝えしました。幸運にも、スクランブル・ダンスプロジェクトの講師、舞踏家の松岡 大さんにお話を伺うことができました。
 

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2022/04/14 18:04 | ダンス

2022年04月12日(火)

小田原発祥のスクランブル・ダンスを初鑑賞!(前編)

小田原在住4年目のRieです。

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2022/04/12 21:31 | ダンス

2022年03月30日(水)

小田原音楽フェスティバル新ホールに響け!市民による「第九」を鑑賞して

3/13 小田原三の丸ホールで行われた『小田原音楽フェスティバル新ホールに響け! 市民による第九』を鑑賞しました。

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2022/03/30 20:37 | 音楽

2022年03月10日(木)

下中座公演「Jazz-Bunraku―涅槃に行った猫」

(写真1)下中座ののぼり(写真1)下中座ののぼり
 3月6日(日)は、春一番が吹き荒れた前日の余波か、まだ時おり強い風の吹く日でした。それでもコートなしで三の丸ホールへ行けるほどの暖かさでした。三の丸ホール入口の両脇には、「相模人形芝居 下中座」と色鮮やかに染め抜かれた幟(のぼり)が、はためいていました(写真1)。この日13時30分より、大ホールで下中座による「涅槃に行った猫」の公演が開催されました。下中座の人形芝居は人気があり、チケット販売は既に完売だったそうです。会場で出会った友人は、家族の分を後から買おうとしたけれど売り切れだったと言っていました。

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2022/03/10 11:22 | 伝統芸能

2022年02月17日(木)

柳家三三 初春公演・高座完成の裏話

 昨年11月30日、大ホールに於いて完成した寄せ囲いを仮組立し、造作の不都合などがないか、関係者が集まって確認を行いました。すると、橘右樂師匠と柳家三三師匠も来られていて、客席最前列で高座の見え方を議論していました。

寄席囲い全体の仮組み風景のレポートは、こちらの記事

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2022/02/17 17:58 | 伝統芸能

2022年02月16日(水)

柳家三三 初春公演・寄席囲いお披露目

(写真1)三三師匠公演幟(写真1)三三師匠公演幟
 2月5日(土)は、立春の翌日にしては、箱根は雪に白くけむって小田原にも風花が舞う寒さでした。小田原三の丸ホールのポールには、「柳家三三師匠へ」と色鮮やかに染め抜かれた幟(のぼり)が、寒風にはためいていました(写真1)。この日の13時より、大ホールで「柳家三三 小田原落語会・新春公演」が開催されました。公演には人気講談師・神田伯山さんも出演することもあって、チケット販売は即日完売となったそうです。

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2022/02/16 14:42 | 伝統芸能

2022年02月04日(金)

近藤弘明展:「清秋月光」を観る

(写真1)松永記念館本館(写真1)松永記念館本館
 小田原板橋にある松永記念館の「近藤弘明『幻華』展PartⅡ」も残すところ一週間でした(写真1)。本館2階の会場で当番をしていた日曜日の午後、観覧に来られた方々のご案内をしながら、屏風絵をじっくり見る機会を得ました。

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2022/02/04 11:00 | 美術

2022年02月02日(水)

「柳家三三(さんざ)小田原落語会・初春公演」に寄せる歓迎呼び込み

昨年9月のオープン以来、音楽演劇芸術等、様々な公演が続く三の丸ホールで、待望の「柳家三三小田原落語会初春公演」が開催されます。ふるさと大使でもある三三師匠は、常に同世代のトップを走り続ける落語家です。この公演を歓迎して、話芸が好きで浪曲会の企画もする文化レポーターの私、備堂能満が、昔の寄席の若い衆になりきって、呼び込みの文句を用意してみました。では、題して、
 

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2022/02/02 15:25 | 伝統芸能

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