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2024年02月09日(金)

小田原の梅干し種細工 超絶技巧の達人に聴く

下にー、下に。これは西国のお殿様の御一行か。いよいよ天下の剣、箱根越えとみえる。「もっと下がれ、頭を垂れよ。」そんな声が聞こえてきそうな。豆粒ほどの人形が並ぶ、並ぶ。いや、豆ではなく梅干しの種だ。それを細工して、人や馬、家並みまで再現している。スゴイぞ、これは。いったい誰が作ったのか。知りたい。会って話を聴きたい。向かったその先は、小田原駅前、地下街の一角。梅干しを商う『福梅』の中にその人はいた。

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2024/02/09 11:45 | なりわい

2023年07月12日(水)

小田原てぬぐい

小田原といえば、かまぼこ、ちょうちん、そして「手ぬぐい」です。小田原にはちゃんと「小田原手ぬぐい」があるのです。
それは創業明治8年(1875年)、小田原市本町「山田呉服店」のご主人、山田彰夫さん(87歳)が発案した14種類のもの(商標登録はしていません)。

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2023/07/12 14:06 | なりわい

2018年12月06日(木)

感動再び~小田原発祥の刺繍タピボン展~

昨年清閑亭で出会って衝撃を受けた「タピボン刺繍」。
今年も展示会が開催されています。

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2018/12/06 09:00 | なりわい

2017年04月25日(火)

全国から集結したおでん屋台 【小田原おでんサミット】

4月2日の日曜日、小田原城二の丸広場で開かれていた「おでんサミット」に、散歩がてら寄ってみた。併せて恒例の骨董市も開かれていた。あいにく桜はまだまだでちょっと寂しい春祭りだった。最近、○○おでんとか銘打って地域おでんが盛んになってきている。この例に漏れず小田原も何年か前から「小田原おでん」を売り出し始め、いまではすっかり定着したようだ。昔から漁師町でもあり蒲鉾もありという小田原に相応しい「おでん」だが、なんか後発の感も否めない。会場では「おでんサミット」として、小浜、舞鶴、塩竃、小樽、静岡、讃岐など10店を超えるふるさとおでん(チラシより)が全国から集結していた。なお、秋には「小田原おでんまつり」という名称の異なる行事もある。(注)写真は4月9日(日)に同じく二の丸広場に出ていた小田原おでんの屋台。

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2017/04/25 08:56 | なりわい

2016年11月24日(木)

五感を刺激!!軽トラ市

小田原のまちなかって、とっても面白い!
今日はその一つ。銀座通り南街区を舞台とする、『小田原まちなか軽トラ市』についてご紹介します。

『小田原まちなか軽トラ市』は、「地産地消」をモットーに小田原・足柄地区の生産物・加工品を中心に扱うお店が、軽トラの荷台に商品を積み込んで大集合!
年に3回、銀座通り南街区を歩行者天国にして、開催しているイベントです。
今回は、11月27日(日)10時~13時半開催です。
 

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2016/11/24 13:24 | なりわい

2016年11月18日(金)

「夢見遊山いたばし見聞楽」人生初!寄木細工体験

 私が小田原で住んでみたい地区の一つでもある板橋の催事にお邪魔させていただきました。板橋は明治時代以降、財界人の別邸が多く建てられ、美しい庭園や建物が今も残されています。旧東海道の通りは、ノスタルジックな雰囲気を感じられる素敵なところです。

 今回で15回目となる「夢見遊山いたばし見聞楽」は、「電力王」と呼ばれた実業家・松永安左ヱ門(耳庵)が各界の名士を招いて開催していた園遊会にちなんだ催事だそうです。

 私は、お囃子の演奏、講演会「松永耳庵と田舎家」、「寄木細工体験」を楽しみましたが、他にも板橋お寺めぐりやオカリナのコンサート、また松永記念館茶会も開催されていました。

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2016/11/18 10:54 | なりわい

2016年03月11日(金)

住まいと暮らしフェア「第5回やんべ〜よ」

3月5日(土)、6日(日)に小田原アリーナで開催していた、住まいと暮らしフェア「第5回やんべ〜よ」に行ってきました。
主催は、「チーム住くら夢」の皆さん。地元の住まいづくりに関わる材木屋、工務店・木工屋・エネルギー会社等の方々で構成しています。
本来ライバル同士の方々がチームを組んだわけを、木材業協同組合(林青会)の高木大輔さんにうかがいました。
小田原産材を生かしたモデルルーム「こゆるぎハウス」小田原産材を生かしたモデルルーム「こゆるぎハウス」

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2016/03/11 11:20 | なりわい

2015年11月06日(金)

「箱根寄木細工の伝統と未来」―世界の寄木とともに―

10月24日(土)から31日(土)、元箱根の「やまぼうし」において、「露木清高 箱根寄木細工の伝統と未来」-世界の寄木とともに-展が開かれました。元箱根の箱根関所跡の近くから椿ラインを上っていく途中に「やまぼうし」があります。女優の浜美枝さんのご自宅で、ギャラリー等に利用されています。

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2015/11/06 12:24 | なりわい

2014年11月13日(木)

残したい小田原の伝統の食文化~これぞ小田原の味、ウズワの塩焼き。塩鮭より旨い。

先日、小田原の某スーパーに買出しに行った。タイムサービス中で、なんと平ソーダが2切、200円が半額の表示。即3パックを購入。数年来作りたいと思っていた材料がやっと手に入った。しかも三枚におろし済みの状態です。
塩の塩梅は目での記憶と舌をたよりに、挑戦してみました。
約30年振りの再現の試みです。以下手順を写真で紹介します。
翌日まで冷蔵庫で寝かし、流水で30分塩出しをし、表裏とも15分づつ弱火でじっくり焼き上げ、熱々のうちに身をほぐし、さっそく試食してみました。
まずは、炊き立てのごはんにウズワのみの超シンプルな食べ方。
うん、うん!これ、この味だ!。ちょっと塩出し時間が短いかな。まあいいか。塩加減と身の締り具合、きしきしという噛み応え。50年前も感じたこの食感。当時も思ったが、鮭よりもうまいがほぼ再現でき、感動の一瞬でした。米との相性は抜群。日本人に生まれてよかったと感じた瞬間でもありました。冷蔵庫もなかった時代、しかもさばよりもさらに足が早いと言われる宗田カツオ。塩蔵や干物技術など小田原の先人たちの生活から生まれた保存の知恵とそれで可能になった食文化の一つであろう。今後は以前に取り組んだ燻製づくりを利用して、燻煙をかけたウズワにも挑戦してみますか。夢は広がります。

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2014/11/13 16:16 | なりわい

2014年11月06日(木)

「削り華」 300年の声を聞く

鉋(かんな)で木を削り、薄さをミクロン単位で競う「削ろう会」。いよいよ開催日が今週末(11月8日、9日)に迫っています。小田原大会の実行委員長、芹澤棟梁にお話を伺いに、仕事場の修復現場「清閑亭」にお邪魔してきました。

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2014/11/06 13:44 | なりわい

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