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2023年07月12日(水)

小田原てぬぐい

小田原といえば、かまぼこ、ちょうちん、そして「手ぬぐい」です。小田原にはちゃんと「小田原手ぬぐい」があるのです。
それは創業明治8年(1875年)、小田原市本町「山田呉服店」のご主人、山田彰夫さん(87歳)が発案した14種類のもの(商標登録はしていません)。
山田彰夫さん(写真「富士箱根伊豆トラベルガイド」より)山田彰夫さん(写真「富士箱根伊豆トラベルガイド」より)
平成27年(2015年)ごろから販売されている店主オリジナルデザインの逸品です。平成29年(2017年)には「おだわらセレクション」にも選出されました。
デザインとしては、小田原城はもちろん、北條五代、童謡、二宮尊徳、馬車鉄道など、ありそうでなかったデザインがあり、青の「かまぼこ&おでん&あじ干物」オレンジの「梅&桜&松&みかん」は超キュート。
その他にも、学校や会社の創業記念などのオーダーものも手掛けます。
スケッチの一部スケッチの一部
店主の山田さんは「東海道五十三次」の製作に取り組みたいとのことで、あたためているスケッチを見せていただくことができました。53+始点終点で55枚の超大作です。型おこしは、今はパソコンもあるのでそんなに難しくないらしいのですが、採算コストなどを考えるとなかなか実現は難しいとおっしゃっていました。各界の力を結集し、ぜひとも実現していただきたいものです。
奥様にご説明いただく奥様にご説明いただく
最後に手ぬぐいは、文字通り「手をぬぐう」だけではなく様々な機能があり(首に巻いたりほっかむりしたり、料理やふろにも使えますし、バッグにもラッピング、タペストリーにもなります)、SDGsにもつながる優れた生活用品の一つです、どんどん使いこなせればと思います。
じんちゃん 記

2023/07/12 14:06 | なりわい

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