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2023年11月15日(水)

「ミサンガを作る体験工作」に参加して

はじめに

皆さんは、ボランティアに対してどのようなイメージを持っていますか?
私は、ボランティアに対して、難しそうだなと少し身構えてしまうところがありましたが、2023年11月5日におだわら市民交流センターUMECOで開催された、「ミサンガを作る体験工作」というイベントに運営者の一員として参加させていただき、実際は若い世代の参加者が非常に多く、場の雰囲気も明るく楽しい印象を受けました。
「ミサンガを作る体験工作」は、NPO法人日本ゆたかなまちづくり研究会が開催するアクティブサロンです。この活動では、小児がんと闘っている子どもたちの「こころ」を元気づけるため、手作りのミサンガを販売し、その収益のすべてを地方独立行政法人神奈川県立病院機構、神奈川県立こども医療センターに寄付しています。
インタビューとボランティアの感想

ここからは、参加してみた私の感想と、イベント主催の方やボランティアの方にインタビューをさせていただいた内容をお伝えしたいと思います。
NPO法人日本ゆたかなまちづくり研究会の理事長である新田時也さんは、「小田原は地域住民とともに何か活動を行う動き・地域性があるイメージ。ミサンガを作る体験工作のような生涯学習講座は、学校で学ばないことを学ぶ機会であるため、これからも続けていきたい。また現在の支援は難病の子どもたちが対象だが、障害等に対してもアクセサリーを通して支援を行い、心をつなげていきたいと考えている。将来的には、小田原から神奈川、全国へと規模を拡大していき、『アクセサリーで心をつなぐ協会』を実現したい。」とおっしゃっていました。
ボランティア参加者の中には、小学生から地域清掃活動に参加しており、ボランティアに興味を持っている学生ボランティアの方や、親子で地域貢献活動に参加してみたいと考え、活動実績が豊富な新田さんが開催するイベントを選んで参加した親子等、様々な年代の方がいらっしゃいました。
参加者全員がボランティアに興味を持ち、活動を通して自分たちが住む小田原をより良いものにしたい、困っている人の手助けをしたいという想いを持っており、こういった考え方が若い世代を中心に更に広がることで、住みよい地域づくりが進むのではないかと感じました。
私がボランティアに参加した感想としては、想像していたよりも参加の敷居が低く、初めてながら楽しく活動することが出来たという印象でした。
今回の活動内容は、ミサンガの制作や包装、子供たちに向けてのメッセージカード制作や、ミサンガの販売です。どの活動も、他の参加者の手を借りながら楽しく行うことが出来ました。ミサンガ作りを体験されたお客様から楽しかったと言われた際にはとてもうれしく、非常に大きなやりがいを感じました。NPO法人日本ゆたかなまちづくり研究会が行っている活動は、「ミサンガを作る体験工作」以外にも沢山あるため、興味を持った方はぜひ足を運んでいただきたいと思います。
おわりに

小田原には、UMECOや三の丸ホール等、市民が気軽に利用することが出来る施設が多くあり、お子様や若い世代が楽しむことが出来る企画やイベントが行われています。私も今回参加してみて、若い世代の参加者が多いことに驚き、初めて会う人との交流を楽しむことが出来ました。ボランティアというとどこか敷居が高いイメージが先行してしまいますが、初心者でも気軽に楽しむことが出来るものも多くあるので、ぜひ参加してみてください。きっと楽しく充実した時間を過ごすことが出来ると思います。
 
まっちゃ 記

2023/11/15 17:50 | コミュニティ

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