市長コラム

2020年11月18日(水)

市長コラム(令和2年11月18日)

 昨日は、小田原オペラの皆様が市長室へ来室されました。12月5日の小田原市民会館での公演チケットは完売したそうで、急遽12月26日に南足柄市の金太郎みらいホールでの追加公演が決まったそうです。期待が高まりますね。
 その後、防犯功労団体・防犯功労者等表彰伝達式が開催されました。例年は9月に県立音楽堂で黒岩知事から賞状が授与されるのですが、今年はコロナ禍とあって、各地域で対応することになりました。そこで小田原市では小田原地方防犯協会会長である私から受賞者に賞状と記念品をお渡ししました。
 世界が憧れるまち“小田原”をつくるには、安心して暮らせる環境が不可欠です。受賞者からはこれまでの苦労話なども伺うことができました。長年のご尽力に心から感謝申し上げます。
 午後は、消防防災科学センター主催の「市町村長の災害対応力強化のための研修」に参加しました。今年はコロナ禍とあってリモートでの開催でしたが、通信状態が芳しくなく3時間の研修中何度も交信が途絶えてしまいました。災害時には何があるか分からないので、これも訓練の一環と受け止めました。
 研修に参加した20人の首長が仮想の都市の市長になって、台風が迫ってくる状況を想定し、今どのような指示を出すか、体制はどのように整備するのか、関係機関との連絡はどうするかなど、防災専門家の方と一対一でやりとりしました。最後には記者会見の対応もあり、臨場感のある研修でした。
 災害の発生を防ぐことはできませんが、被害を最小限に抑えることは可能です。講師のコメントでは、災害対応力を高める一番の方法は経験を重ねることですが、それは歓迎すべきことでもなく、現実的ではありません。だからこそ、経験者の話を聞き、過去の災害に学ぶ姿勢は大変重要で、首長のリーダーシップが問われるとのことでした。
 緊張感を持って、災害対応力を高めてまいります。

2020/11/18 10:28 | 未分類

 
 

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