５月１７日は、おだわら障がい者総合相談支援センター「クローバー」を訪問しました。障がい者の悩みは千差万別ですので、それぞれのご事情に寄り添いながら、支援員の方々が丁寧に対応されております。コロナ禍で外出が困難となった方に対しても電話で対応をされておりますし、下郡３町にお住まいの方に対しては出張相談会も実施されています。また、相談支援事業者等に対する専門的な助言等を行う「基幹相談支援センター」も併設されており、まさに、障がい者支援の拠点となっています。これからも、誰もがその人らしく暮らせる地域づくりを目指してまいります。
５月１８日は、アール・ド・ヴィーヴルさんの新しい施設を訪問しました。以前の事務所よりも面積的にも、機能的にも拡充されております。地域の方も気軽に訪問されるそうで、曜日限定でカフェも運営されており、まさにみんなの拠り所となっています。私が訪問した際も大勢の利用者さんが創作活動に熱中されていました。ここから生み出されるアート作品が多くの方に、夢や希望を与えてくれることを願います。
５月１９日は板橋にある内野邸を視察しました。内野邸の建築主・内野種三郎氏は、酒の醸造業を営んでいた本家から分家して醤油の醸造を始められました。この建物は明治３６年（１９０３年）に竣工されたもので、１２０年近くにわたり、板橋のランドマークとして受け継がれております。この長い歴史の中で、耐火・耐震にも配慮され、また時を刻むように増築され現在に至っており、随所にこだわりが感じられます。私は県庁職員時代に、邸園文化再生事業に携わった経験もあるので、多くの方の思いの詰まった建物の保存継承に取り組んでいきたいと思います。
その後、生涯学習センターけやきで開催されている第７４回小田原市美術展覧会に伺いました。コロナの影響かどうかわかりませんが、例年よりも出品数が少ないとのことですが、力作揃いの作品を鑑賞しました。高校生の作品も一般参加枠で受賞されるなど、美術界でも若者の力が発揮されていて、将来が楽しみですね。
５月１９日の締めくくりは、小田原二世会での講演です。同会は私も現役メンバーとして１０年以上在籍している、青年経済人の集まりです。ある方が、厳しい経済環境の中で多くの団体がメンバー確保に苦労している中、二世会は勢いがあるね、とお話しされていましたが、この日もお二人の入会希望者が来られていました。少しでもお役に立てたのであれば嬉しいです。
