市長コラム

2021年08月13日(金)

市長コラム(令和3年8月13日)

 7月26日から実施していた盛土造成地の点検作業(第2弾)が終了しました。今回は開発許可、宅地造成許可の対象の192箇所に対して、被災宅地危険度判定士の資格を有する職員が点検を行いました。その結果、異常は見られませんでした。
 9日はレモンガススタジアム平塚で開催された、サッカー湘南ベルマーレ小田原ホームタウンデーセレモニーに参加しました。サッカー湘南ベルマーレは9市11町をホームタウンとしており、それぞれの自治体でホームタウンデーが設定されています。今回はオリンピック後の再開初戦でした。オリンピックで大活躍したゴールキーパー谷選手が大きな拍手で迎えられ、小田原の守護神を自負する私からも、谷選手にエールをおくりました。この日は有観客で行われましたが、県のコロナ対応指針に基づき、しっかりとした感染防止対策をとっての開催となりました。私からは、観客の皆様へ、熱い応援は大声でなく、是非心の中でとお願いしました。
 10日は新たな総合計画の行政案を、小田原市議会に説明いたしました。これまでは主に行政内部の作業でしたので、ここから、議会や市民との意見交換を行い、また、総合計画審議会の議論を経て、基本構想を12月議会に提案する予定です。8月13日から9月13日までパブリックコメントを実施しておりますので、是非、ご意見をいただきたくお願いいたします。

第6次小田原市総合計画行政案パブリックコメントの募集

 
 11日は県の小田原土木センターが実施している、城山多古線、小田原山北線の工事現場を視察しました。埋蔵文化財調査が終わると、いよいよトンネル工事に移っていきます。令和7年の供用開始を目指して工事は順調に進んでおり、開通すれば格段に交通環境が向上することになります。市民の期待の大きい事業ですので、本市も協力して県とともに、事業を進めてまいります。
 12日は、ブータン王国パラリンピック選手団とオンラインで対談しました。ブータン王国からは、女子砲丸投げのチミ・デマ選手、男子砲丸投げのギルツェン・ギルツェン選手、男子アーチェリーのペマ・リグセル選手の他、コーチもご参加いただきました。選手団は10日に到着され、19日まで城山陸上競技場で練習されて、選手村に移動されるとのこと。ブータン王国と日本では気候が違うので、小田原で練習しながら、体調を整えて本番に臨んで欲しいと思います。選手団はブータン王国歴史上始めてのパラリンピアンで、国民の期待も高いと思いますが、力を出し切っていただきたいと思います。
 
 12日夜には、新たな総合計画策定に向けて、若者との懇談会を実施しました。参加者は5名で17歳から23歳までの高校生、大学生、社会人です。小田原の良いところ、お気に入りの場所、コロナで気づいたこと、2030年に実現したい夢などについて懇談しました。当初の予定は60分でしたが、話が盛り上がり、このまま終わるのはもったいないと思って随分時間を延長してしまいました。コロナで気づいたことに関しては、コミュニケーションの大切さ、対面の重要性など、多くの共通点がありました。新しいキーワードとして、「近未来の城下町」が出てきました。これが2030年の姿かもしれません。その他にも、自宅、学校・職場以外の第三の場所である自分なりのサードプレイスの必要性に関する意見もありました。いずれにしても2030年にメイン・プレイヤーになる若者にとって魅力的な小田原になるように取り組んでまいります。
 

2021/08/13 19:07 | 未分類

 
 

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