市長コラム

2024年02月26日(月)

市長コラム(令和6年2月26日)「当初予算の主な内容(その3)・豊かな環境の継承」

 令和6年度当初予算の内容について、3つのまちづくりの目標である「生活の質の向上」「地域経済の好循環」「豊かな環境の継承」と「まちづくりの推進エンジン」の項目に沿って、新規事業等を中心にお知らせします。
 今回は、3つのまちづくりの目標のうち、「豊かな環境の継承」についてです。

【豊かな環境の継承】
●エリアブランディング構想策定事業【9,284千円】
・地域特性と海を生かしたまちづくりを一体的に展開するため、地域住民や御幸の浜海岸及びかまぼこ通り周辺エリアで活動する関係団体等と共に、当該エリアの現状を把握するために、観光客の動向やヒアリング等の基本調査をはじめ 、当該エリアに求められる機能等のニーズ調査を行い、公民連携による魅力あるまちづくりにつなげます。

●ゼロカーボン・デジタルタウン創造事業【910千円】
・2050年脱炭素社会の実現に向けた取組を加速させるため、2030年を目標に「究極のゼロカーボン」と「社会変化に適応した豊かな暮らし」との両立を「最先端のデジタル技術」によって実現する新しいモデルタウンを創造します。

●分散型エネルギーシステム先行モデル構築事業(脱炭素先行地域づくり事業プロジェクト管理支援委託料【875,205千円】
・2050年の脱炭素社会の実現に向けて、その基盤となる仕組みを作るため、公民連携により再生可能エネルギーの導入促進に資する地域マイクログリッド事業や産業用蓄電池を活用したエネルギーマネジメント事業など、公民連携によるモデル事業を構築します。

●ごみ収集運搬事業【778,508千円】
・家庭から出されるごみを収集し、清掃工場へ運搬します。令和6年4月から、市民の利便性の向上を図るため、ごみ集積場所に出される、かん類・びん類の収集回数を月1回から2回に増やします。

●道路施設等包括的民間委託導入可能性調査委託料【20,000千円】
・道路や河川施設等の維持管理に係る公民連携の取組として、民間企業の技術力やノウハウを活用する包括的民間委託の導入について検討します。

●復興事前準備推進事業費【94千円】
・大規模自然災害に対応するため、平時から災害の発生を想定し、被災後に迅速な復旧・復興を図るための事前準備として、事前復興まちづくり計画の策定に向けた取組を進めます。

●天守閣眺望確保等検討委託料
・市民会館解体撤去後に、国道1号方面から小田原城天守閣への眺望が開けることから、眺望景観の調査を行い、今後の景観のあり方とその保全方策等を検討します。

●相続財産清算人等選任事業費【2,017千円】
・所有者がいない空家等を、所有者に代わり管理・処分する相続財産清算人等の選任請求を、市長が裁判所に行います。裁判所に選任された相続財産清算人等が、空家等の管理・処分を行い改善を図ります。

●魅力ある街区公園・街路樹再整備事業(街区公園再整備工事請負費・早川地内、飯泉地内公園用地購入費)【175,023千円】
・遊具の老朽化等により十分に利用されていない街区公園を対象に、誰もが利用したくなるような魅力ある公園とするため、再整備を実施します。
 また、小田原消防署成田出張所の建設により、宗沢公園の一部が廃止されたことに伴い、その代替公園用地を取得します。

●こどもの森公園わんぱくらんど・辻󠄀​村植物公園管理運営事業(園内周遊電気自動車借上料)【216,277千円】
・指定管理者制度の活用によりサービスの向上や施設の効率的な管理運営を図ります。
 また、 老朽化の著しいロードトレインを、現行のディーゼル式から電気式に更新します。

●上下水道事業
(水道事業会計:高田浄水場再整備事業)【1,987,699千円】
(下水道事業会計:下水道管路包括的維持管理業務)【292,147千円】
・高田浄水場再整備事業をはじめとする施設の耐震化対策のほか、公民連携手法による下水道管路の効率的な維持管理等により、災害対策の強化と効率的な経営を推進します。

2024/02/26 17:02 | 未分類

 
 

ページトップ