市長コラム

2023年11月07日(火)

市長コラム(令和5年11月7日)

 10月25日(水)、令和5年度「小田原市戦没者慰霊祭」が挙行されました。
 この慰霊祭は、城山公園にある市戦没者慰霊塔が昭和32年(1957年)10月29日に建立されたことを受け、毎年10月に開かれています。
 明治以降の国難に殉ぜられた2858柱の御霊に対しまして、心からご冥福をお祈り申し上げます。
 同日、令和5年度「小田原箱根商工会議所会員表彰式」に出席しました。
 表彰式では、地域経済に対する多大なご貢献をされた優良従業員・産業人などの各表彰を行ったほか、昨年度に引き続き、第2回目となった「小田原箱根気候変動アワード表彰」も実施。気候変動の緩和や環境保全に対して顕著な取組をされた企業及び団体の表彰もありました。
 会員の皆様には、日頃から地域経済の振興・発展にご尽力いただいており、深く感謝申し上げます。
 10月26日(木)・27日(金)の2日間、全国の歴史的景観の保全に取り組む都市で構成される「歴史的景観都市協議会」の第50回総会が、本市で開催されました。
 同協議会は、昭和48年(1973年)に発足。現在50都市が加盟しており、歴史的景観行政の課題と現状について情報交換や意見交換を行うとともに、国・関係機関への要望活動なども行っています。
 1日目の26日は、同協議会発足50周年の節目を捉え、協議会初となる共同宣言を実施。加盟都市を代表して、会長都市の京都市、開催都市の小田原市、次期開催都市の多賀城市の3市長で宣言を読み上げ、改めて、関係都市の連携・協力や、歴史的景観と歴史的風致の維持向上への取組推進を確認し合いました。
 
 10月27日(金)、自衛隊神奈川地方協力本部の平井本部長ほかの皆様が、令和5年度版防衛白書の刊行に当たり、日本を取り巻く安全保障問題や自衛隊の取組などについて、ご説明いただきました。
 日頃から密にコミュニケーションを図りながら、災害等の有事の際には、しっかりと連携していきたいと思います。
 エイジレス・ライフ(年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由に生き生きとした生活を送ること)を実践している個人や団体を、内閣府が広く紹介する「エイジレス章」を本市在住の「西島邦好(くによし)さん」が、また「社会参加章」を本市で活動する「小田原市尊徳記念館ボランティア解説員」がそれぞれ受章され、その伝達式を執り行いました。
 エイジレス章を受章された西島さんは、50年ほど前から身近な清掃をはじめられ、現在も毎朝のごみ拾い活動や市内イベント時におけるボランティア清掃、落書き消去活動などされており、また、社会参加章を受章された尊徳記念館ボランティア解説員の皆様は、尊徳記念館の展示室や生家の案内のほか、小学校出張による二宮尊徳の業績などの解説を行っています。
 受章された皆様、誠におめでとうございました。
 同日、おだわらイノベーションラボにおいて、市内企業の株式会社デコリアが製造した黒板壁紙「Black board」を使った、小田原城北工業高等学校デザイン科3年生によるチョークアートが完成し、そのお披露目会と意見交換を行いました。
 若い感性を持った将来を担う高校生の思いやヒントを、今後のまちづくりにしっかりと生かしていきたいと思います。
 
 同日、小田原管内青少年交通安全連絡協議会が40周年を迎えられ、その記念式典に出席しました。
 同協議会は「時代を担う働く青少年等運転者を交通事故から守る」との理念の下、交通安全PRや二輪車講習会への協力などのほか、独自のアイデアあふれる取組を実施するなど、地域の交通安全に大きく貢献されてきました。
 今後も協議会の皆様とともに、事故のない安心・安全な明るいまちをつくっていきたいと思います。
 11月1日(水)、令和5年度「小田原市優良産業勤労者並びに技能者表彰式」を開催し、優良産業勤労者表彰は、商工業者35名、農業関係10名、水産業関係1名、延べ46名の方々を、技能者表彰は、技能功労者3名、優秀技能者4名、青年優秀技能者3名、延べ10名の方々を、それぞれを表彰させていただきました。
 受賞者の皆様には、永年の経験で培った熟練かつ卓越した技術・技能をもって、引き続き、本市の「ものづくり」の支え手としてご尽力いただきたいとお願いをいたしました。
 
 同日、株式会社ノジマ様から、同社による社会・地域貢献活動の一環として、市へ電化製品などのご寄附をいただきました。
 今回のご寄附で平成20年度以降、15回目となります。同社の継続的なご支援に深く感謝申し上げます。
 同日、西湘日中友好協会の方々が、本年10月19日〜21日に、漢字文字発祥の地と言われている中国安陽市で開催された「中華字都・2023中国(安陽)国際漢字大会」へ参加。その報告のため市長室にお越しくださいました。
 今回は9名の訪中団を結成。このたびの報告には、一緒に訪中した2名の高校生も同席し、初めて訪問した安陽市での交流の様子や、現地での学習の結果を報告してくれました。
 11月2日(木)、市立町田小学校に二宮金次郎像が建立され、贈呈式と除幕式が行われました。
 贈呈をされたのは、同校の同窓会を中心とする「町田小の子どもたちに二宮金次郎像を贈る実行委員会」の皆さん。 昨年開校75周年を迎えた事業の一環で、自治会や地域住民、尊徳ゆかりの方々などからの寄付により、寄贈が実現しました。まさしく尊徳の教えである「一円融合」や「積小為大」の精神が身を結んだ結果となり、郷土の偉人・二宮尊徳翁の遺徳がしっかりと地域に根付いていることを改めて感じました。
 同日、市内大手の事業所が参画する、令和5年度「小田原市企業市民まちづくり協議会」が開催され、企業市民の視点からまちづくりへの提言をいただくとともに、市政の重要施策などについて情報共有、意見交換などを行いました。
 

2023/11/07 14:36 | 未分類

 
 

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