登録有形文化財・小田原文学館(旧田中光顕別邸)別館
(おだわらぶんがくかん きゅうたなかみつあきべってい べっかん)
所在 | 南町2-3-28 小田原文学館(白秋童謡館) |
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形状等 | 木造2階建(一部地階) 入母屋造 瓦棒銅板葺 延床面積 221.14㎡ |
(小田原文学館本館と住所は異なりますが、同じ敷地内にあります)
概説
田中光顕(1843~1939)の別邸として、大正13年(1924)頃に建てられた木造2階建の和風建築です。
屋根は南側の正面と背面に大きな千鳥破風(ちどりはふ)が設けられ、玄関の破風板には懸魚(げぎょ)が付けられています。1階と2階の主座敷に設けた床の間、違棚(ちがいだな)、付書院(つけしょいん)などの座敷飾りや、小紋硝子(モスリングラス)をはめた繊細な組子入りの建具など、数寄屋風の意匠を取り入れています。また、玄関の奥に洋室を配置していることも近代の別邸建築の特徴を示しています。
現在は「白秋童謡館」として、大正7年(1918)から同15年(1926)にかけて小田原に居住し、「揺籠のうた」や「赤い鳥小鳥」など、生涯でつくった童謡の半分以上を当地で創作したといわれている北原白秋(1885~1942)の資料が展示されています。
屋根は南側の正面と背面に大きな千鳥破風(ちどりはふ)が設けられ、玄関の破風板には懸魚(げぎょ)が付けられています。1階と2階の主座敷に設けた床の間、違棚(ちがいだな)、付書院(つけしょいん)などの座敷飾りや、小紋硝子(モスリングラス)をはめた繊細な組子入りの建具など、数寄屋風の意匠を取り入れています。また、玄関の奥に洋室を配置していることも近代の別邸建築の特徴を示しています。
現在は「白秋童謡館」として、大正7年(1918)から同15年(1926)にかけて小田原に居住し、「揺籠のうた」や「赤い鳥小鳥」など、生涯でつくった童謡の半分以上を当地で創作したといわれている北原白秋(1885~1942)の資料が展示されています。
開館日・展覧会情報等はこちら
アクセス
鉄道 | 小田原駅東口から徒歩約20分 JR早川駅から徒歩約17分 |
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バス | 小田原駅東口から箱根方面行バス 箱根登山バスH・T線 伊豆箱根バスJ・ℤ・P線 「箱根口」下車徒歩約5分 小田原宿観光回遊バス「うめまる号」(年末年始を除く土・日・祝日運行) 「小田原文学館前」下車 |
地図
関連情報リンク
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課
電話番号:0465-33-1717