5月28日は、小田原市消防団の栢沼光義前団長が令和3年度春の叙勲で瑞宝単光章を受章されましたので、その報告にいらしてくださいました。栢沼前団長は昭和63年に小田原市消防団に入団し、平成28年から4年間消防団長を務め、長きにわたり地域の安心安全に尽力され、その功績が顕著であることから受章となりました。団長時代には酒匂川スポーツ広場をメイン会場として行われた、内閣総理大臣も参加する大規模な訓練である、第38回九都県市合同防災訓練で先頭に立ち活躍されました。また、令和元年の台風第15号、19号の際にも陣頭指揮を執っていただきました。いろいろお話しする中で、OBとなった今でも、変わらぬ現役団員への思いを感じました。
5月30日は2年ぶりに水防訓練を実施しました。コロナ禍なので、消防団の参加者を前回訓練の7割に縮小し、また、市内消防団を3ブロックに時間帯を分けて、密を避けながら開催しました。本市は県内唯一の指定水防管理団体であり、この水防訓練により水防技術の向上を図っております。令和元年の台風第19号では、久野川・山王川の溢水に対する土のうの設置、早川や森戸川の警戒など、消防団の活動により被害を軽減することができました。消防団の存在は、市民の安全安心を確保するために、とても頼もしい存在です。
6月2日から21日間の日程で小田原市議会6月定例会が行われます。本会議開会前に、市議在職10年を迎えた木村正彦副議長、鈴木紀雄議員、鈴木敦子議員、井上昌彦議員に対する全国市議会議長会表彰伝達式が行われました。皆さん、東日本大震災直後に行われた統一地方選挙で初当選された方々です。私も同時期の初当選でした。今後も市政発展のため、大所高所からご指導いただきたいと思います。