市長コラム

2022年05月02日(月)

市長コラム(令和4年5月2日)

 4月27日、西湘ビルメンテナンス協同組合から防災対策基金へご寄附をいただきました。
 同会とは災害協定を締結しており、避難所や避難場所の運営体制の強化などにお力添えをいただいております。今年度作成するハザードマップの作成費用は、防災対策基金の一部を取り崩し財源に充てました。これまでの活動に敬意を表し、感謝状を贈呈いたしました。ありがとうございました。
 28日、新施設1周年記念イベントの「staff推し アール・ド・ヴィーヴル展」を視察しました。
 1年前にも伺いましたが、施設の棚が利用者さんのデザインで施されていたり、カフェの営業時間も延びていたりと、進化を感じました。地域の方との連携も行われているとのことで、今後の活動に期待いたします。
 その後、社会福祉法人宝安寺社会事業部を訪問しました。
 「ほうあんのぞみ」では、利用者一人ひとりの個性に応じた働き方を実践されており、定期的に本人の希望を確認し、一人でいくつもの仕事をこなされる方もいらっしゃれば、一つの仕事を専門的に取り組む方もいらっしゃるとのことでした。
 「キッチンのぞみ」では、利用者さんが唐揚げにする鶏肉の下処理を丁寧にされており、美味しそうなお惣菜やお弁当が並んでいました。隣接する保育園利用者や近所の方々にも評判が良いそうです。
 「Blossom」では就労移行支援を行っており、就職後の定着率は100%に近いそうですが、遠方まで働きに出かけられる方もいるそうで、近隣で就労の機会が作れれば良いなと思います。
 「むすび処 茶のまある」では、喫茶を提供されているのですが、高齢者の方や乳幼児連れのご家族など幅広い方々に利用されているようで、室内にはキッズスペースも備えられ、地域の皆様の居場所になっているようです。
 本市では、今年新たに共生社会推進本部を立ち上げますが、誰もがその人らしく暮らしていける地域づくりを推進してまいります。
 夜には、小田原市スポーツ推進委員委嘱式に出席しました。
 各地区の体育振興会・体育協会から推薦をいただいた78名の方に委嘱状をお渡しいたしました。また、在職10年以上で、この度退任される方に対して永年勤続表彰をいたしました。これまでのご尽力に心から感謝いたします。 コロナ禍でほとんど地域のスポーツ活動ができなかった2年間ですが、今年は少しでも地域活動が再開できることを願っています。
 5月1日は、J R国府津駅構内で行われた「みかんの花咲く丘」新 国府津駅発車メロディ記念セレモニーに出席しました。
 国府津商工振興会では、平成16年に同会50周年記念イベントで「みかんの花咲く丘」を歌う川田正子さんを招待してコンサートを行い、それを契機に同曲を国府津駅の発車メロディにする機運が高まり、以後活動を続けて来られました。
 市長就任前でしたが、私が国府津小学校で開催された同会主催のコンサートに参加した際に、それまでの経緯を伺い、なんとか一緒に夢を実現したいと思いました。その後、関係者とJ R東日本横浜支社へ出向き、また、すでに同曲を発車メロディに採用していた伊東市の関係者を訪問し、国府津駅での発車メロディに採用することをご快諾いただきました。コロナで活動停止を余儀なくされましたが、幾多の困難を乗り越えて実現されたことを、心から嬉しく思います。
 セレモニーには同曲を作曲された海沼實様のお孫さんの三代目海沼実様、発車メロディ用に編曲した編曲者の髙木文世様など関係者もご出席され、作曲、編曲のエピソードも披露されました。構内に響いた子どもたちの合唱にも感動しました。また、5月2日は語呂合わせで「国府津の日」に今年認定されたとのことで認定証の交付も行われました。国府津の熱い1日でした。

2022/05/02 15:30 | 未分類

 
 

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