市長コラム

2022年12月28日(水)

市長コラム(令和4年12月28日)

 12日は、市内旭丘高校の卒業生で、現在、日本体育大学4年生のバドジャルガル・チョイジルスレンさんが、11月に両国国技館で行われた第100回全国学生相撲選手権大会の個人戦で優勝し、そのご報告に来てくださいました。
 モンゴル出身のチョイジルスレンさんは、国際交流教育と相撲部強化を目指す旭丘高校にスカウトされ、2016年、15歳の時に来日。その後、高校3年生で出場した全国高等学校総合体育大会で準優勝。高校横綱を逃した悔しさを糧に、大学相撲部でも稽古を重ね、見事大学最後の年で念願の学生横綱を獲得しました。卒業後は大相撲の世界へ飛び込むとのこと。この小田原の地から横綱が出ることを信じて、皆で応援していきたいと思います。
 16日は、コートジボワール共和国のシディ・ティエモコ・トゥーレ動物・水産資源大臣ほかの皆さんに市長室をお訪ねいただきました。
 「公益財団法人海外漁業協力財団」では、海外における水産業の開発、振興、国際的な資源管理などに貢献するため技術協力(海外漁業協力事業)及び経済協力を実施していますが、今回は、ATLAFCO(大西洋沿岸アフリカ諸国漁業協力閣僚会議)の関係者が、県内の水産関連施設を視察するに当たり、本市の水産施設等もご覧いただくこととなりました。
 現在、本市の水産業は大変賑わいをみせています。今回の訪問をきっかけに良い協力関係が構築できることを願っています。
 18日は、終日市内公務に伺いました。
 初めは、株式会社ミクニ小田原事業所グラウンドで開催の「小田原ラグビースクール」にお伺いしました。小田原市ラグビーフットボール協会が、スポーツの楽しさ、厳しさ、そして子どもたちの健全育成を目的に開校しているラグビースクール。この日も多くの子どもたちが、楽しそうにボールを追いかけていました。
 今年はサッカーワールドカップで日本中が熱狂しましたが、来年2023年はラグビーワールドカップがフランスで開催されます。今後、関係者の皆さんと連携して、小田原のラグビー熱をさらに高めていけたらと思います。
 子どもたちのラグビーの後は、高校生のラグビーへ。
 城山陸上競技場で開催中の東海大学付属相模高等学校、いわゆる「東海大相模」ラグビー部の事前合宿へ伺いました。同校は、今月27日から東大阪市の花園ラグビー場で行われる「第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会」に神奈川県代表として出場。同校のラグビー部OBが小田原市ラグビーフットボール協会に所属していることがご縁で、城山陸上競技場で合宿が行われ、私から全国大会に向けて激励をさせていただきました。
 城山陸上競技場は、いつ見ても緑一面の芝生が本当に素晴らしい。この芝生での練習の成果が全国大会で発揮されることを期待しています。
 その後は、小田原白梅ライオンズクラブと早稲田大学が共催の「科学コンテスト」に出席しました。学生の皆さんに科学への関心を持ってもらおうと長年にわたり開催されている同大会。今年度は中学生の部で5作品、高校生の部で6作品の発表がありました。
 コロナ禍で研究活動が思うようにできないこともあったかと思いますが、そのような中でもレベルが高い研究作品ばかりでした。このコンテストをきっかけに、将来多くの人々の役に立つ発見や発明、研究を成す人材が生まれることを大いに期待しています。
 その後は、「中国 安陽市-日本 小田原市 青少年書画展」のオンライン交流会に出席しました。コロナ禍において、海外渡航が叶わず直接触れ合うことはできませんが、オンラインの形でも交流が続いているのは、関係者の皆様のご尽力と、これまでの積み重ねによる固い絆があるからだと思います。
 交流会に参加された青少年の皆さんには、この貴重な機会を生かし、自身の成長の糧としていただくとともに、両市・両国を理解し合い、平和な世界を築くことができる人材となることを切に願っています。
 その後は、小田原三の丸ホールで開催されました「小田原少年少女合唱隊&マルベリー・チェンバークワイア クリスマスコンサート」に伺いました。
 昨年は卒業生によるコンサートは復活しましたが、現役の合唱隊員が揃うのは3年ぶりとのこと。コロナ禍による活動は大変なことと思いますが、そんなことは微塵も感じないほど、素晴らしい歌声を披露。ウクライナ国歌なども演奏され、歌で平和への想いを呼び掛けていました。来年は1963年結成後、60周年を迎えるとのこと。7月の60周年記念コンサートも期待しております。
 その後は、年末の交通事故防止運動キャンペーンに参加しました。これまでは小田原駅周辺で実施していましたが、今回初めて「フレスポ小田原シティーモール」にて開催。小田原警察署ほか関係団体の皆さんとともに、交通事故防止や飲酒運転の根絶などを呼び掛けました。
 近年、川東地区は交通量が多くなっているとともに、今年6月には小八幡で小学生がトラックに接触し亡くなるという痛ましい事故が起きています。こうした事故を二度と起こさないためにも、関係団体と連携し、交通事故防止の徹底に取り組んでいきたいと思います。

2022/12/28 13:26 | 未分類

 
 

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