市長コラム

2023年02月08日(水)

市長コラム(令和5年2月8日)

 1月31日は、公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会小田原支部より、小田原市ふるさとみどり基金へのご寄附をいただきました。
 同支部では、環境美化・緑化キャンペーン事業「グリーン&クリーンアクション」の一環として、昨年「不動産フェア」を開催。その中でハトマークくじ(緑化くじ)と募金を行い、浄財を住み良い環境づくりの一助にと、同基金へのご寄附をいただきました。今回で18回目となるご寄附、緑豊な住み良い環境の整備のため、有効に活用させていただきます。
 2月1日は、小田原鞭杆(べんがん)の会より、小田原市ふるさと文化基金へのご寄附をいただきました。
 同会の名称となっている「鞭杆」とは中国武術の一つで、現在日本では、肩関節の柔軟性やバランス能力の向上が期待できる武術・健康法として知られており、小田原ちょうちん夏まつりでの演武や、銅門広場・わんぱくらんどでのイベント開催など、市内での活動を通じて、市民の健康増進にご貢献されています。
 今回は同会創立10周年を記念し、日頃の活動場所として公共施設を利用していることへの感謝の思いからご寄附をいただきました。このたびのご支援に感謝申し上げるとともに、文化振興のために大切に使わせていただきます。
 その後は、静岡大学名誉教授で歴史学者の小和田哲男さんに、令和4年度小田原市民功労賞を贈呈いたしました。贈呈式は2月5日となっていますが、当日はご都合がつかないため、事前に市長室で贈呈させていただいたものです。
 小和田先生は既にご存知のとおり、数多くの歴史番組などに出演。主に戦国時代の研究を専門とし、明瞭明快でソフトな語り口の解説は多くの方に親しまれており、今年1月から始まったNHK大河ドラマ「どうする家康」でも、時代考証のお一人としてご活躍されています。
 本市では長年にわたり、史跡整備や歴史研究などの分野でご尽力いただくとともに、歴史シンポジウムや講演会に数多くご登壇。市民の歴史に対する理解と関心の向上にご貢献されています。また、小田原ふるさと大使として、本市の魅力を広くPRしていただくなど、そのご功績は計り知れません。私からは、今後ますますのご活躍を祈念申し上げるとともに、これからも小田原の歴史・文化の発展にお力添えを賜りたいとお伝えさせていただきました。
 その後は、市内ソフトボールチームの選抜選手で構成されている、小学生男子ソフトボールチーム「西湘」が、全国大会出場の報告に来てくれました。
 同チームは、昨年11月のブロック予選リーグにおいて、3戦全勝の成績で決勝リーグへ進出。12月の決勝リーグでは、予選上位4チームによるリーグ戦を行い、1点差の接戦でつかんだ勝利などがあったものの、2勝同士の最終決戦で横須賀のチームに残念ながら2対6で敗北。神奈川県の第2代表として、3月に静岡県で行われる全国大会へ出場となりました。
 このチームへの期待は、全国大会3連覇の夢。一昨年、昨年といずれも春の全国大会に出場、強豪チームに勝利し2連覇を達成。先輩たちが築いてきた歴史を胸に、全国大会3連覇の偉業に挑むこととなります。笑顔と元気、そしてチームワークがこのチームの長所とのこと。次回、笑顔での勝利の報告を楽しみにしています。
 夜は、曽我地区まちづくり委員会の皆さんと、市民と市長との地域活動懇談会を開催しました。市内26の全地区で進めている同懇談会は、今回で23地区目となりました。
 曽我地区は、平成26年に「曽我地区みまもり委員会」を発足。当時から曽我地区社会福祉協議会等の団体と連携し、高齢者の見守り活動やサロン活動の強化などに取り組むとともに、各地域活動の情報共有や課題の話し合いを通じて、地域コミュニティ組織内での解決を図っています。
 意見交換では、どの地区も共通の課題となっている担い手不足や、地域交通、土地の活用などが話し合われました。どれも全市的な難しい課題となっているだけに、しっかりと取り組んでいかなければなりません。

2023/02/08 15:31 | 未分類

 
 

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