市長コラム

2023年02月10日(金)

市長コラム(令和5年2月10日)

 4日は、崎村調理師専門学校の料理作品展に伺いました。
 今回の作品展は、学生がそれぞれ料理のテーマを決め、制作した料理を一般の方にお披露目するものです。当日は手作りパンやジェラートなどが販売されたほか、無料サービスの特製ラーメンが振る舞われるなど、多くの方で賑わっていました。 同校は、昨年11月の学院祭での収益の一部をウクライナ人道危機救援金へご寄附いただくなど、地域貢献もされています。美食によるまちづくりとの連携なども期待できそうです。
 5日は、令和4年度小田原市民功労賞贈呈式を挙行いたしました。この賞は、本市に関する学術、文化、教育、福祉等について特別な研究を行い、または功績のあった個人や団体等にお贈りしているものです。今年度は、お二方と一団体、一法人にお贈りすることとなりました。
 小和田哲男様は、長年にわたり史跡小田原城跡の整備にご尽力されるなど、市民の歴史に対する理解と関心の向上にご貢献。小田原ふるさと大使として本市のPRにも寄与されました。当日はご都合により欠席されたため、事前に贈呈させていただきました。
 木村秀昭様は、小田原市自治会総連合会長として、長年にわたり自治会組織の充実と発展に努めるとともに、「自治会カードおだわら」など新規事業にも取り組まれ、地域の発展に大きくご貢献されました。
 日本語教室いろはの会様は、25年の長きにわたり、市内で生活する外国出身者やその子どもたちのための生活相談や教育支援、日本語指導を行うなど、多文化共生社会の推進と地域の国際化にご貢献されました。
 有限会社五十嵐写真館様は、明治30年の創業から現在まで、4代にわたり小田原のまちの姿や人々の暮らしなどの記録写真を撮影。貴重な歴史資料として展示会等の各種事業に活用されるなど、文化振興にご貢献されました。
 受賞者の皆様は、それぞれの分野でご活躍され、魅力あふれる小田原のまちづくりにご貢献いただきました。心から感謝とお祝いを申し上げます。誠におめでとうございました。
 6日は、伊豆湘南道路の建設促進に係る要望活動のため、国土交通省中部地方整備局を訪問いたしました。
 神奈川県西部地域と静岡県伊豆地域の両地域を結ぶ幹線道路には、国道135号があるものの、海岸線や崖沿いを縫うように走る箇所が多く、豪雨災害や巨大地震へのリスクに直面しています。また国道1号等も極めて厳しい道路環境であることから、両地域を結ぶ「伊豆湘南道路」の整備が急務となっています。そのようなことから、地域の声や実情を国に届けるため、本市も加盟する「伊豆湘南道路建設促進期成同盟会」において、年に数度国土交通省を訪問し、要望活動を行っているものです。
 今回は、本同盟会の会長である熱海市長などとともに、国土交通省中部地方整備局を訪問。関係市町と連携し、しっかりと取り組んでいく旨をお伝えするとともに、引き続きの支援をお願いしました。
 7日は、株式会社湘南ベルマーレフットサルクラブと包括連携協定を締結しました。
 本市を中心に西湘地域3市8町(小田原市、南足柄市、秦野市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町)をホームタウンとしている当クラブは、小田原アリーナをホームアリーナとして日本フットサルリーグ(Fリーグ)を戦っています。
 このたび、本市と当クラブは、相互の連携によりスポーツや観光振興を進め、地域社会の活性化を図ることなどを目的に、包括連携協定を締結。具体的には、スポーツの振興、観光の振興、子育て支援、環境保全の分野において連携していくこととなります。スポーツの分野に留まらない、様々な可能性を秘めた連携、これからの展開が非常に楽しみです。

2023/02/10 13:15 | 未分類

 
 

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