市長コラム

2023年02月14日(火)

市長コラム(令和5年2月14日)

 8日は、かながわ西湘農業協同組合小田原いちご生産部ほかの皆さんが、新品種のいちご「かなこまち」の出荷シーズン到来を受け、PRのため表敬訪問されました。
 「かなこまち」は、神奈川県が「紅ほっぺ」と「やよいひめ」を交配・育成した品種で、「神奈川生まれの美しくて美味しいイチゴ」という思いが込められています。令和3年から出荷が始まり、今シーズンが本格出荷となるため、そのPRと生産報告のためお越しいただいたものです。
 当日試食をさせていただきましたが、実が大粒でいちごの香りが高く、果実の中まできれいな赤色。とても甘く、酸味とのバランスも良く仕上がっています。市内では、JAかながわ西湘朝ドレファ〜ミ♪の成田店とハルネ店のほか、市内のスーパーでもお求めいただけます。「小田原いちばやさい」ブランドにも認定されている「かなこまち」。2月17日(金)・18日(土)にハルネ小田原で開催される「小田原冬の農産物フェア」で「かなこまち」の試食・即売会が行われるので、ぜひ多くの方に食べてもらいたいと思います。
 その後は、小田原政労使フォーラム実行委員会主催による「小田原政労使フォーラム」が小田原お堀端コンベンションホールにて開催され、出席しました。
 行政、労働団体、使用者団体(経済団体)、いわゆる「政労使」の三者が一堂に会し、「多様な人材が活躍できる働き方改革」をテーマに、第一部では、中央大学大学院戦略経営研究科の佐藤博樹教授をお招きして基調講演を、第二部では、佐藤教授がコーディネーターとなり、小田原箱根商工会議所の鈴木会頭と小田原・足柄地域連合の丸山議長、私の3人によるパネルディスカッションを行いました。
 第6次小田原市総合計画「2030ロードマップ1.0」において、多様な働き方の環境整備や人材の確保・育成、女性活躍などは本市が取り組むべき重要なテーマとなっていますが、実施に当たっては、行政だけでなく関係機関や関係団体との情報共有や連携が必要となっています。このたびの開催が、地域課題の解決や地域経済の活性化へのきっかけとなることを願っています。
 10日は、茨城県北茨城市で開催されました「第11回廃棄物と環境を考える協議会」に出席しました。
 この協議会は、一般廃棄物の排出自治体、受入者(北茨城市)、処分事業者の3者が協働して、廃棄物の減量化及び資源化を促進し、地球環境の保全を図ることなどを目的に設立。多くの自治体から焼却灰などの廃棄物を受け入れている北茨城市が会長市となり、加盟は、同市に処理を依頼している多数の自治体や事務組合など、40団体・2事業者にのぼります。
 現在本市では、最終処分場の残余容量などの問題から、環境事業センターで発生する焼却灰の全量を他県で受け入れていただいています。そのうち、北茨城市は平成14年から、全量の約3割、約2,000トンを依頼している状況であり、大変感謝申し上げる次第です。
 この日開かれた協議会では、一般廃棄物の搬入状況の報告や環境行政の最近の動向などについて情報共有。国への要望事項を取りまとめるなど、貴重な情報交換の場となりました。本市としても、引き続き、ごみの減量化、資源化に取り組んでまいります。

2023/02/14 13:17 | 未分類

 
 

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