18日は、小田原文化芸術協会主催の「華まつり2023」の鑑賞のため、三の丸ホール展示室を訪問しました。会場には春の訪れを感じさせる大きな生け花が7点展示されており、静かな雰囲気の中じっくりと作品を堪能。贅沢な時間を過ごすことができました。
市では、令和5年度に小田原ならではの多彩な文化の振興や文化活動のさらなる発展を図るため、「小田原市民文化アワード」を創設します。市民の文化活動を公募・表彰することで、活動へのモチベーションの向上に繋げるとともに、多様な人々や地域社会がともに文化を創造する風土を高めていきたいと思います。

その後、酒匂川スポーツ広場で開催されました、小田原市グラウンドゴルフ協会主催の「第11回小田原市グラウンドゴルフ春季大会」を視察しました。
通常お伺いしている大会では、小田原大橋下流の芝生グラウンドのみを使用していますが、この日は少年野球場も使用した大きな大会。プレーされる方の多さに驚かされました。皆さん楽しそうにプレーされている様子を拝見し、小田原でのグラウンドゴルフの人気の高さを再認識した訪問となりました。
その後は、湘南潮彩(しおさい)レモンのPRイベント「おしマル~湘南潮彩レモンストリート~」に伺いました。
タイトルにもなっている「おしマル」とは「お城通りマルシェ」のことで、お城通りを一部歩行者天国にし、湘南潮彩レモンをはじめとした柑橘類や湘南潮彩レモンヨーグルトジェラートの販売、「キリン氷結+湘南潮彩レモン」など湘南潮彩レモンを使った飲み物の試飲などを行い、この湘南潮彩レモンを取り扱っているJAかながわ西湘の天野組合長さんもご参加いただきました。
そしてこのイベントに、本市出身でキリンホールディングス株式会社の磯崎社長さんがお越しくださいました。キリンホールディングス株式会社と本市とは令和3年に包括連携協定を締結。健康増進や地域産物の振興など複数の分野で連携を図っています。日本のみならず世界を相手にする厳しい世界に身を置きながらも、小田原のことを気にかけてくださる磯崎社長さん。みかん農家出身ということもあり、農政課担当者の話を興味深くお聞きになっていました。
その後は、三の丸ホール大ホールでの開館1周年記念事業「神奈川フィルハーモニー管弦楽団 小田原三の丸ホール公演」を鑑賞しました。神奈川県を拠点に活動される神奈川フィルによる小田原三の丸ホール初の一般向け公演とあって、会場は多くのファンで埋め尽くされました。
2時間を超す公演でしたが、神奈川県出身の飯森範親(いいもり のりちか)さんの指揮による神奈川フィルの演奏は、終始感動の連続で心を揺さぶられました。三の丸ホールの音響の良さもあってか、音楽ってこんなに素晴らしいのかと思うほどで、フィナーレ後の会場の拍手が鳴り止むことはありませんでした。