2日目の最初に伺ったのは「京都市役所」。
今秋、歴史的景観都市協議会の第50回記念大会が小田原市で開催されるにあたり、当協議会の会長でもある門川大作(かどかわ だいさく)京都市長を表敬訪問させていただきました。
京都市役所本庁舎は、2021年9月に改修工事が終了し、その際、復元された「政庁の間」が会場となりました。
和装振興を掲げる門川市長は、ほぼ通年和装で過ごされており、この日も和装でお出迎えいただきました。京都と小田原のつながり、前日に訪れた無鄰菴、文化を守ることの大切さなど、様々な意見交換をさせていただきました。
次に、組織・働き方改革、若者の活躍支援など様々な取組みを行っている「京都信用金庫」と、その京都信用金庫が個人や地域の課題解決をするコミュニティを作ることを目的に整備した共創施設「QUESTION(クエスチョン)」に伺いました。
京都信用金庫では、榊田隆之(さかきだ たかゆき)理事長から、対話の重要性や現場による人事評価、地域ブロックごとに権限を与えるエリア自治、20歳代の若手職員のみによる店舗運営、1,000件を超える社内プロジェクトの取組、ワークライフバランスにつながる各種取組など、新しい価値を創造する様々な取組について、貴重なお話をいただきました。
今後もネットワークとコミュニティを大切にしながら、地域に豊かなコミュニティを育むための地域金融機関「コミュニティ・バンク」を目指していきたいという、榊田理事長の熱い思いに圧倒されるとともに、大変共鳴を受けました。