市長コラム

2024年02月16日(金)

市長コラム(令和6年2月16日)

 2月4日(日)、令和5年度の小田原市民功労賞・市民栄誉賞の贈呈式を執り行いました。
 「市民功労賞」は、学術・文化・教育・福祉など、様々な分野で功績のあった個人や団体に、また「市民栄誉賞」はスポーツや芸術などの分野で、国内外で大きな成果をあげ、小田原の名を高めた個人や団体にそれぞれお贈りしています。
 
 今年度の市民功労賞は、小田原地方の民俗芸能の伝承と保存、普及啓発に努めてこられた「小田原民俗芸能保存協会様」、長年にわたり市社会福祉協議会会長として地域共生社会の実現に向け大きく貢献された「小野康夫さん」、エネルギー分野をはじめ、多方面で地元小田原のまちづくりにご尽力された「故・蓑宮武夫さん」が受賞。
 市民栄誉賞は、東海大学柔道部に所属し、ポルトガルで開催された柔道2023世界ジュニア選手権大会81kg級で優勝した「天野開斗さん」、メキシコで開催されたソフトボール第14回男子U18ワールドカップ日本代表メンバーとして出場し、世界一に輝いた「大野流畏斗さん」、アメリカで開催されたフットゴルフワールドカップ2023に日本代表チームの主将として出場し、女子団体戦で優勝した「三浦尚子さん」がそれぞれ受賞されました。
 受賞された皆様、誠におめでとうございました。また、この褒賞事業のためにご寄附をいただきました市民の皆様には改めて感謝申し上げます。
 
 2月5日(月)及び7日(水)、それぞれご寄附をいただきました。
 一つは、公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会小田原支部様から。
 募金で集まった浄財を市内の緑を守り、住み良い環境づくりの一助にしてほしいとのお申し出があったことから、小田原市ふるさとみどり基金へご寄附していただくこととなりました。今回で19回目のご寄附となります。

 もう一つは、函嶺白百合学園様から。
 1月26日・27日の両日、小田原駅アークロードにおいて能半島地震の被災地支援に係る募金活動を実施され、集まった募金を義援金として代表生徒が届けてくださいました。
 いただいた義援金は日本赤十字社を通じて、被災地支援のために活用させていただきます。
 皆様の温かなご厚意に心から感謝申し上げます。
 
 2月5日(月)、ジュニアボクシングで活躍する白鷗中学校1年生の岡田隼人さんが、全国大会出場のため、兄の大和さんらとともに報告に来てくれました。
 隼人さんは、市内のボクシングジム「M-Flapボクシング&フィットネス」に所属。普段はそこで練習をしており、昨年12月に開催された「第13回関東アンダージュニアボクシング大会」で見事優勝。3月末から岡山県で開催される「全日本UJフレッシュボクシング大会(全国大会)」への出場を果たしました。
 兄の大和さんは中学時代、関東大会では準優勝だったとのことで、今回隼人さんはお兄さんの思いも背負い全国大会へ出場することとなります。
 戦う姿がイメージできないくらい優しい笑顔の隼人さんですが、厳しい練習を乗り越え、全国大会優勝目指して頑張ってきてほしいと思います。
 2月8日(木)、市民と市長の懇談会事業として、「JAかながわ西湘 小田原オーナー園部会」の方々と意見交換を行いました。
 今回参加していただいた皆さんは、下中たまねぎのオーナー制度を通じた交流型農業に取り組んでおり、本市の農業振興を支えてくださっています。最近では、姉妹都市である東京都八王子市との下中たまねぎを通じた交流も生まれ、新たな展開も見せています。
 懇談会では、農業や里山に関心をもつ方を増やすための土地活用や、農道等の基盤整備、耕作放棄地の課題、学校給食や美食のまちづくりへの地場野菜の活用などについて意見交換をさせていただきました。
 首都圏に位置する恵まれた地域資源をいかし、収益性の高い魅力的な産業となるよう、今後ともJAかながわ西湘 小田原オーナー園部会の皆さんにもご協力をいただきながら、本市の農業振興に取り組んでいきたいと思います。
 
 
 2月9日(金)、本市は市内に事業場を構える花王株式会社小田原事業場及び花王コスメプロダクツ小田原株式会社と包括連携協定を締結しました。
 これまで花王株式会社小田原事業場様とは、本市SDGsパートナーとしてSDGsの普及啓発をはじめ、多摩大学長島ゼミとの連携事業「おだじぎょ」や今年度創設した表彰制度「おだわらMIRAIアワード」へご協力いただくなど、様々な場面で連携を重ねてきました。
 このたびの協定により、それぞれが保有する資源を活用し、スポーツ振興や環境保全の推進、若者活躍、教育環境の充実などの取組を進め、持続可能なまちづくりを推進してまいります。
 2月10日(土)、第3の東名とも言える伊豆湘南道路の実現に向けた「伊豆湘南道路シンポジウム」が、両県の関係者、来賓の方々、経済界の方々など、多くの参加者出席の下、小田原三の丸ホール大ホールにて盛大に開催されました。
 総合司会は、逗子市出身で俳優・気象予報士の石原良純さんです。
 
 伊豆湘南道路は、神奈川県西部地域と、静岡県東部地域を箱根の南回りにつなぐ、両地域の新たな東西軸となる構想路線で、これが実現すれば、防災面だけでなく、観光、医療、教育、物流など、様々な分野に大きな効果が期待できるとともに、東名高速道路、新東名高速道路に次ぐ、第3の東名とも言える、超広域的な新たな東西軸が誕生することとなります。  
 伊豆湘南道路の知名度と実現に向けた機運を高めるべく開催したシンポジウムでは、基調講演やパネルディスカッションなどにより、実現に向けた思いを参加者の皆さんと共有しました。息の長い取組となりますが、今後も引き続き、関係市町としっかりと連携を図りながら、一日も早い実現を目指してまいります。
 
 
 
そのほか、たくさんのイベントや行事に出席しました。

○2月3日(土)
崎村調理師専門学校 料理作品展

本市の特産品「下中たまねぎ」を食材にした料理を創作してくれました。
○同日
市内各所で行われた節分祭に参加しました。地元の伝統行事に多くの方が参加されていました。

松原神社 節分追儺式
白髭神社 節分祭
大稲荷神社 節分追儺式
○2月4日(日)
小田原市食育サポートメイト「おだわら六彩会」による女性のための料理教室視察及び意見交換
○2月5日(月)
小田原地区保護司会役員ほかの皆さんとの意見交換
○2月6日(火)
allかながわスポーツゲームズ
第78回市町村対抗「かながわ駅伝」競走大会 小田原市選手団結団式
○同日
城下町スポーツクラブ運営委員会委員の皆さんとの意見交換
○2月7日(水)
小田原市倫理法人会モーニングセミナー
本市のまちづくりについての講話
○同日
市内バス事業者の皆さんとの意見交換
○2月9日(金)
小田原二世会主催 未就学児を対象とした人形劇公演での挨拶
○同日
西湘災害ボランティアネットワークの皆さんとの意見交換

2024/02/16 15:25 | 未分類

 
 

ページトップ