観光トピックス

最終更新日:2023年05月01日


「うたの生まれるまち 小田原」 < 自然篇 >

海と山の豊かな自然に恵まれ、歴史と文化がまちに息づく小田原。

日常から離れて小さな発見や気付きのある旅。

旅のなかで心に留めるもの、心に浮かぶもの。

結晶のような旅の瞬間を携えていくひとつの物語をお届けします。

歌人が実際に小田原に訪れて書き下ろした「短歌」を添えて。


歌人:櫻井 朋⼦

あらすじ

東京で暮らす幼馴染の七瀬(ななせ)と岳瑠(たける)。

七瀬は休暇に岳瑠を誘って小田原に出かけることに。
大学の入学式、入社祝い、祖母の法事。
節目で会うことはあったけど、二人きりで旅行をするのは初めて。
幼い頃に小田原に岳瑠の両親と一緒に家族ぐるみで行ったが、ほとんど覚えていない。

梅が咲く季節に岳瑠は七瀬を誘って小田原を訪れる。
一緒に小田原の草花を巡り、お互い気兼ねなく過ごす。
浜辺にたどり着き、それぞれの想いを抱えて相模湾を眺める。

ロケ地 / 短歌

location :曽我別所梅林

短歌

紅⽩の梅が晴れ間に吹き上がりおめでとう普通なわたしたち

紅⽩の梅が晴れ間に吹き上がりおめでとう平凡なぼくたち

歌人からの一言

広⼤な曽我梅林の梅の多くは、枝垂れではなく枝が上を向いていたので「吹き上がる」という表現を使いました。紅⽩の梅が、なんでもない平凡な⽇々を祝福しているようで、そのような幸福感を込めました。

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短歌

城壁を撫でる紅梅 駆けめぐる予感をなべて春と呼んだら

歌人からの一言

⼩⽥原を訪問したのは⼀⽉でしたが既に少し梅が咲いており、特に城の壁に沿うよう にほころんでいるさまが美しかったです。
今回の⼆⼈の設定が「再会した幼馴染」で、これから関係が発展するかもしれないという淡い予感を「城壁をなでる紅梅」に⾒⽴てました。 

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短歌

ながいながい花の名前を読み上げてわたしの中に咲かす⼟曜⽇

歌人からの一言

フラワーガーデンの温室には、これまで⾒たことも聞いたこともないカタカナの名前の花がたくさん咲いていました。
⻑い名前を読み上げているだけで⾯⽩く、そこから余暇や旅の楽しさを実感したため、歌にしました。

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location : 御幸の浜

短歌

砂の城くずしたっきり遠い⽬のきみそのものが⼣凪だった

歌人からの一言

海岸で砂のお城を作って無邪気にはしゃいでいたと思ったら、⼣焼けを静かに眺めは じめた七瀬。
彼⼥を⼀⼼に⾒つめる岳瑠の⽿には海⾵の⾳はもう届かない。そのような情景を「⼣凪(=無⾵の状態)」に喩えました。

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location : 御幸の浜

短歌

海⾵で聞こえなかったふりをして⼣陽にまぶたの奥を浸した

歌人からの一言

岳瑠が⾃らの気持ちを伝えた、もしくは今後の関係について問うたのを、七瀬は聞こえなかったふりをしてあえて流し、御幸の浜の⼣陽にその答えを託したようなイメージで詠みました。

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キービジュアル

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経済部:観光課

電話番号:0465-33-1521

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