市長の日記

市長の日記

2024年09月13日(金)

幼年消防クラブ40周年

 12日、富水小学校で体育の授業を受けていた児童たちが熱中症の症状を訴え、救急搬送されましたが、夜までには全員帰宅できたとの報告でした。9月も中旬というのに、残暑というレベルではなく、いまだに酷暑が続いており、十分な注意が必要です。

 午前中、三の丸ホールにて「小田原市幼年消防クラブ」の結成40年記念式典が行われました。市内の幼稚園・保育園に通うこどもたちに防火や防災についての意識や心がけを身に着けてもらうべく、長い年月をかけて取り組まれてきた貴重な活動です。会長を務められてきた友愛幼稚園の武藤先生をはじめ、歴代関係者の皆さんのご尽力に心より敬意を表する次第です。
 例年、正月の出初式に際し、クラブの園児たちが日ごろの学びの成果として、大勢で「防火の誓い」を元気いっぱいに唱和してくれます。幼いころに刻まれた防火への思いは、大きくなってもきっと忘れることはないでしょうし、お父さんやお母さんへも伝わって、火災の少ない小田原へと繋がっていると思います。ありがたいことです。

続きを読む...

2024/09/13 13:16 | 未分類

2024年09月12日(木)

市議会9月定例会の準備 ほか  

 2日から始まっている市議会9月定例会では、来週17日から一般質問が始まります。26名の議員中21名から質問通告が出ており、11日も終日答弁調整を行いました。市長に再就任直後の市議会6月定例会では、私が選挙で掲げたマニフェストの意図や内容に関する質問がとても多かったのですが、今回はほぼ平常に戻っており、様々な分野に質問領域が広がっています。丁寧な答弁となるよう、準備をしていきます。
 
 10日、来年度の予算編成に向けての、財政課との打ち合わせがありました。9月定例会終了後、各部局から提出される事業計画案とそれに伴う予算要求の調整が本格的に進むことになります。この日の打ち合わせでは、予算編成方針案の確認と、その背景となる次年度の財源見込みについて共有。歳入に大幅な増が見込みにくい一方で、複数の大きな歳出要因が加わってきており、見通しは予想以上に厳しいものがあります。事業の必要性などについて厳格にチェックしていく必要があります。

 10日は、午前中、100歳を迎えられた小嶋ハツ子さんのお祝いに、酒匂のジョイヴィレッジを訪問。ご家族に加え、大勢の利用者さんと職員さんたちに囲まれての、和やかなお祝いのひと時となりました。

続きを読む...

2024/09/12 10:05 | 未分類

2024年09月10日(火)

秋の週末は各所で(続)

(前日より続く)  
 8日、小田原地下街HaRuNe小田原では、9回目となる「認知症をにんちしよう会」の秋のイベント。高齢化が進み認知症の皆さんをいかに支えるかが地域社会の大きな課題となっていく中、小田原の3師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)、介護やリハビリの事業者、地域包括支援センターなど多職種の皆さんがガッチリ連携して取り組んでおられる、たいへん大切な活動。コーラスや寸劇、パネルトーク、各種健康測定コーナー、個別相談など、様々な切り口で市民への呼びかけが行われ、また関係者間の交流が図られていました。小田原を含む1市3町で取り組まれているこの活動、おそらくこれだけの陣容と多彩さで行われている地域は他にはないと思われます。本当にありがたく、また誇らしいことです。

続きを読む...

2024/09/10 14:55 | 未分類

2024年09月09日(月)

秋の週末は各所で

 台風10号の影響による大雨から1週間が経過。この週末は天候にも恵まれた(というか、厳しい残暑)中、市内各所で様々な催しが行われました。例年、9月から11月にかけては、様々な分野での催事や交流が活発化する時期であり、今年も始まったな、との感があります。

続きを読む...

2024/09/09 13:49 | 未分類

2024年09月06日(金)

災害復旧に約5億円  

 5日、午前中は市議会6月定例会の本会議にて、議案関連の質疑。午後から今般の大雨被害に関する臨時記者会見を開催しました。
 5日の朝までに確認できている範囲で、市内160件余りの被害が発生。これらの復旧に総額で5億円程度の費用が見込まれるに至っています。災害復旧に関する国からの財政措置もあるものの、市単独の財源も必要。復旧作業に向けた職員体制の確保に加え、当座のこうした諸費用も大きな負担となります。企画部では、ふるさと納税に今回の災害復旧支援のための寄附を急遽加えました。各方面からのご支援を期待するものです。
 以前より親しくしている熱海市の齊藤市長から電話があり、熱海市も土砂災害がひどい状況とのこと。特に、熱海市の斎場が土石流の直撃を受け、施設に大量の土砂と濁水が流入、施設再開の見通しは立っていないとのこと。ここは、土砂災害警戒区域外だったそうで、予見すら困難だったようです。観測史上最大の降雨量は、経験に基づく事前の被害想定を超えていったのであり、今後の備えに対する大きな警鐘となりました。

 前後して、複数の庁内ミーティング。
 企画部からは、総合計画の改定に向け準備している新たな基本構想案の確認。経済部観光課からは、「健やかな食のまち」や「北条五代観光推進」などを中心に、今後の観光施策の進め方についての相談。福祉健康部健康づくり課からは、健康増進拠点施設の整備は行わないものの、市内の様々な資源を活かした健康増進への取り組みについての考え方の確認など。いずれも重要な案件であり、途中経過も含めての報告ではありましたが、着実に検討が進められていることを心強く感じました。

 この日も数件のご訪問を頂きました。
 NPO法人小田原食と緑の交流推進協議会(鳥居啓宣会長)は、事業を共に進めているパルシステム神奈川の皆さんとご一緒に来られ、小田原の農産物のPRや、新たに就農した生産者への支援、さらには小田原が持つ自然環境の豊かさをさらに育んでいくための諸活動について、共に取り組んでいきたいとのお話でした。国が進める生物多様性国家戦略の中で示されている「30 by 30」(2030年までに陸と海の30%を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標)などの活動をパルシステムとしても推進する中で、小田原もぜひ一緒に取り組めないかとのご提案。ぜひ進めていきたいと思います。

続きを読む...

2024/09/06 12:33 | 未分類

 

ページトップ