市長の日記

市長の日記

2024年11月18日(月)

報徳サミット、東筑波ユートピア

 15日・16日の2日間にわたり、茨城県桜川市において、全国報徳研究市町村協議会(報徳サミット)の総会及び大会が行われました。前の任期中は必ず参加しており、最後の参加が令和元年度でしたので、数年ぶりの参加となりました。長年交流を深めてきた各市町の市長さんや教育長さんたちと、久しぶりの再会を喜び合いました。
 桜川市には、二宮金次郎が桜町での報徳仕法の次に手掛けたかつての青木村があり、やはり荒廃していた農村の復興で大きな成果を遺しました。有名なのは、出水のたびに堰が壊れ農業振興のネックになっていた桜川の青木堰を修復した事績。大きなかやぶき屋根のような堰の構造物を、危険を顧みず自らが縄を切って川に落とした故事は有名で、尊徳記念館にもそれを再現したジオラマがあります。

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2024/11/18 10:42 | 未分類

2024年11月15日(金)

下北線路街

 13日は、午前中に幾つかのミーティングを済ませた後、東京へ。複数の訪問・面談を巡りました。

 まずは、下北沢へ。小田急線の下北沢駅前後の線路が、地上から地下へと移設されたことにより生まれた広大な軌道敷の空間を、様々な施設やスペースを創出し繋ぐことによって、街に新たな活気や潤い、賑わいが創り出されています。構想から開発、その後の運営支援まで手掛けてこられた小田急電鉄の橋本さんに、その「下北線路街」を端から端までご案内頂きました。
 東端は東北沢駅、中央に下北沢駅、西端は世田谷代田駅。街に開かれた新しいタイプのホテル、個店が立体パズルのように組み立てられた商業ゾーン、ライブや演劇などができるカフェ、ミニシアターを併設した飲食施設、新たなチャレンジや個店の思いを応援する長屋、全国から高校生や大学生が集まる居住型教育施設、地域とのつながりを大切にする認可保育園、喧騒を離れ日々の疲れを癒す温泉旅館・・・。それらをつなぐ園路や空地を緑化し街に潤いをもたらす園芸チームの存在、歩道を整備した世田谷区とのコラボレーションなども大事な要素。何より、従来型のハコモノ発想ではなく、住民や事業者、若い世代が主体的にまちづくりに参画したり、新しいチャレンジを目指したり、出会い繋がり合うことで新たな取り組みが生まれたり・・・そうした動きを生み出す空間や仕組みを備えた街として、この広大な軌道敷全体をデザインし、その立ち上がりを実現してきた小田急さんの力量に、改めて感服致しました。
 訪問後、私と一緒に視察に参加した市都市部の職員らも交えて、小田原のまちづくりへのヒントなどについて意見交換。地域資源が極めて豊富ながら、まだそのポテンシャル発揮の余地が大きい小田原のまちの今後に、たくさんの示唆を頂きました。

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2024/11/15 11:33 | 未分類

2024年11月13日(水)

Lエール、防災訓練、スケッター ほか

 12日も終日様々な公務が続きました。  
 午前中は、「小田原Lエール」の認定式。市内で女性活躍を推進し女性が働きやすい職場環境の整備に積極的に取り組む企業等を、一定の基準に基づき認定する本市独自の制度として、令和2年度に創設。毎年新たな認定と、取り組みのレベル向上に伴う更新認定を重ね、今年度まで105社が認定を受けるに至りました。この日、元気な女性たちが大勢集まった晴れやかな認定式となり、新規申請と更新申請の企業の皆さんに私から認定証を交付。皆さんの取り組みに敬意を表し、益々の女性活躍推進の取り組みをお願いしました。  

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2024/11/13 11:43 | 未分類

2024年11月12日(火)

市民と市長の懇談会、音楽フェスティバル ほか

 11日は午前中と夕方の2回、「市民と市長の懇談会」を開催させていただきました。
 午前中は「食育サポートメイト おだわら六彩会」の皆さん。市民の日常的な食生活がより健やかになるようにと、地元食材を使ったレシピの開発、料理教室の開催、食に関する出前講座などを手広く実施して頂いています。近年は、市が主催した「食育サポートメイト」を受講された皆さんが六彩会のメンバーとして活躍されています。この分野に関心を持たれる動機は様々ですが、やはりご家族の病気や健康管理に関心がある場合が多いようです。
 小田原の農産物や水産物を活用して頂きながら、各種料理教室は様々な対象向けに行われているほか、市内の保育園や高校などにも出向かれ、子どもたちに食の大切さについて呼びかけてもらっています。育ち盛りの子どもたちにとって食はきわめて重要な役割を果たすもの。今後も様々な皆さんに食の重要性を伝えて頂きたい等、私の思いをお伝えしました。

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2024/11/12 11:55 | 未分類

2024年11月11日(月)

SDGsパートナー交流会 ほか

 11月も中旬に入り、雨ごとに秋が深まる感じがしています。市役所隣のケヤキ通りも、徐々に緑から黄色へと葉色がうつろい、落ち葉の量も増えてきました。そろそろ落ち葉掻きの季節でしょうか。

 8日、市民交流センターUMECOにて「SDGsパートナー交流会」が開催されました。令和元年7月に小田原市がSDGs未来都市に認定されて以降、SDGsの達成に向けて志を共有する企業や諸団体の皆さんに「パートナー」として登録して頂いており、それぞれの事業領域や専門分野においてSDGsに貢献する活動が取り組まれています。令和元年度の制度スタート時には36者で始まったものが、直近では335者ものパートナーが登録されており、たいへん心強く感じています。  この日は、そうしたパートナーの皆さん同士が出会い、お互いの活動情報を共有することで、取り組みをさらに拡大もしくは深化させる機会になればと企画されたもので、前半はワークショップと活動報告、後半は懇親会を実施。会場のあちらこちらで会話や意見交換に花が咲き、パートナー間の交流が進んだのではないでしょうか。今後もより一層の交流につなげるべく、市として工夫していきたいと考えています。

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2024/11/11 11:39 | 未分類

 

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