15日・16日の2日間にわたり、茨城県桜川市において、全国報徳研究市町村協議会(報徳サミット)の総会及び大会が行われました。前の任期中は必ず参加しており、最後の参加が令和元年度でしたので、数年ぶりの参加となりました。長年交流を深めてきた各市町の市長さんや教育長さんたちと、久しぶりの再会を喜び合いました。
桜川市には、二宮金次郎が桜町での報徳仕法の次に手掛けたかつての青木村があり、やはり荒廃していた農村の復興で大きな成果を遺しました。有名なのは、出水のたびに堰が壊れ農業振興のネックになっていた桜川の青木堰を修復した事績。大きなかやぶき屋根のような堰の構造物を、危険を顧みず自らが縄を切って川に落とした故事は有名で、尊徳記念館にもそれを再現したジオラマがあります。
