残暑のような蒸し暑さがなかなか抜けなかった日々から一転、20日からは気温がぐっと下がり、秋が一気に深まった感じがあります。北の山々からは雪の便りも。秋ならではの交流事業が多く、忙しくも出会いの多い日々が続きます。
岐阜で行われた全国木のまちサミットから戻った翌17日、朝から日光へ。二宮尊徳先生のご縁で長年姉妹都市交流を続けている栃木県日光市において、日光市ゆかりの都市(小田原市、八王子市、苫小牧市、台東区)が集まっての交流事業があり、私も久しぶりに参加いたしました。日光市の粉川市長とは今回初対面。様々なお話をさせて頂き、引き続き姉妹都市として有意義な交流を進めていこうとの思いを分かち合いました。お互いの諸行事に招き合うだけではなく、それぞれが有している地域課題の解決に向け、意見交換を行っていくこととします。
今回の交流事業では、日光東照宮の秋の例大祭に合わせて行われたこともあり、東照宮周辺は大変な賑わいで、特に外国人旅行者の多さには驚かされました。外国人旅行者や修学旅行の小学生たちに混ざって各所をご案内頂きましたが、徳川家康という人物を祀るためにこれだけの建造物が造られたことに、どれほどの権勢であったのかと、改めて驚かされます。家康公の墓所とされている立派な奥宮も拝見しましたが、直前に参詣した今市報徳神社の社殿の裏にある二宮尊徳翁の、ただ土を盛っただけのひっそりとした墓所とのあまりの違いに、色々と思うところがありました。
