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2014年10月10日(金)

小田原の街でこんな美術展〜アート彩の会水彩画作品発表会〜

アオキ画廊(栄町)で9月25日から29日まで開かれていた「アート彩の会水彩画作品展」を訪ねた。アート彩の会は、相原苑江さんの主宰する水彩画教室の生徒さんのグループ。味覚の秋にふさわしい果物・野菜・魚・貝などの水彩画がそろって展示されていた。
◆甘いブドウが転げ出てくるような飛田裕子さんの作品「残暑」、持って帰って蒸かして食べたくなるサツマイモを描いた土屋一弘さんの「土の中からおくり物」、サザエのつぼ焼きの香りが磯の風とともに流れてくる高野ゆり子さんの「磯の香をごちそうさま」。モチーフは不透明水彩を使った独特の光と影が表現され、それぞれの実在感を鑑賞者に訴えかけていた。
(左から)残暑、土の中からおくり物、磯の香をごちそうさま(左から)残暑、土の中からおくり物、磯の香をごちそうさま
◆アート彩の会は、小田原と真鶴に教室があり、13人の生徒さんのなかには80才を超える方が5人、89歳の方もおいでになるとか。どの作品にも年令を感じさせない力強さと瑞々しさがあった。(ゆきぐま記)
アート彩の会水彩画作品発表会
   □会期:(終了)2014年9月25日(木)-29日(月)10時‐18時
   □会場:アオキ画廊 小田原市栄町2‐13‐20 0465-22-0825
   □主催:相原苑江 0465-68-2380

2014/10/10 11:09 | 美術

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