天然記念物・長興山の枝垂桜 1樹
(ちょうこうざんのしだれざくら)
概説
このサクラは、寛文9年(1669)に稲葉正則(いなばまさのり)が入生田に紹太寺(しょうたいじ)を建立した頃、その境内に植えられたもので、樹齢約350年と推察されます。
シダレザクラは、本州中部以西に生えるエドヒガン(ウバヒガン、アズマヒガン)の変種で、枝が垂れ下がる点が異なります。
また、サクラの種類のうちでも寿命が長く、大木になり、特異な樹形となることから、神社や寺院の境内によく植えられ、市内でも眞福寺、保安寺、二宮神社などに見られます。
シダレザクラは、太い枝が横に広がり、細い枝は細長くまっすぐに垂れ下がる性質があります。
この木は、枝を四方へ平均に広げ、シダレザクラの基本的な形を整えています。
3月下旬から4月上旬にかけて、ソメイヨシノより一足早く濃い緑の樹叢を背景に開花する姿はまことに美しく、県下にも比類ない名木と言われてきました。
近年は、樹勢の衰えが進行しており、樹木医が継続的に樹勢回復の治療を行っています。
シダレザクラは、本州中部以西に生えるエドヒガン(ウバヒガン、アズマヒガン)の変種で、枝が垂れ下がる点が異なります。
また、サクラの種類のうちでも寿命が長く、大木になり、特異な樹形となることから、神社や寺院の境内によく植えられ、市内でも眞福寺、保安寺、二宮神社などに見られます。
シダレザクラは、太い枝が横に広がり、細い枝は細長くまっすぐに垂れ下がる性質があります。
この木は、枝を四方へ平均に広げ、シダレザクラの基本的な形を整えています。
3月下旬から4月上旬にかけて、ソメイヨシノより一足早く濃い緑の樹叢を背景に開花する姿はまことに美しく、県下にも比類ない名木と言われてきました。
近年は、樹勢の衰えが進行しており、樹木医が継続的に樹勢回復の治療を行っています。
アクセス
鉄道 | 箱根登山線入生田駅から徒歩約20分 |
---|
地図
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課
電話番号:0465-33-1717