令和7年度小田原民俗芸能保存協会 後継者育成発表会【11月9日(日)】
郷土に生まれ、郷土の人々の手によって守り伝えられてきた民俗芸能。小田原市内には、さまざまな民俗芸能が息づいています。
小田原民俗芸能保存協会に加盟する団体が集まり、後継者育成に取り組んできた日頃の練習成果を披露します。
また、招待芸能として、小田原と縁が深い外郎売の口上研究会が特別出演します。
小田原民俗芸能保存協会に加盟する団体が集まり、後継者育成に取り組んできた日頃の練習成果を披露します。
また、招待芸能として、小田原と縁が深い外郎売の口上研究会が特別出演します。

出演団体(出演順)

演目:大漁木遣唄
小田原市山王原大漁木遣唄保存会
出演予定:12時40分頃
元は漁師が網を引き揚げる際に唄っていた労働唄で、現在は山王神社の祭礼時を中心に市内の祝祭事で披露しています。
(小田原市指定無形民俗文化財)
元は漁師が網を引き揚げる際に唄っていた労働唄で、現在は山王神社の祭礼時を中心に市内の祝祭事で披露しています。
(小田原市指定無形民俗文化財)
演目:小田原囃子(国府津祭囃子保存会)
演目:小田原囃子(小八幡八幡神社祭囃子保存会)
小田原祭囃子連絡協議会
出演予定:12時55分頃
江戸時代から小田原地方一帯に伝承される小田原囃子21団体が加盟する会です。今年は「小八幡八幡神社祭囃子保存会」(写真右)と「国府津祭囃子保存会」(写真左)が披露します。
出演予定:12時55分頃
江戸時代から小田原地方一帯に伝承される小田原囃子21団体が加盟する会です。今年は「小八幡八幡神社祭囃子保存会」(写真右)と「国府津祭囃子保存会」(写真左)が披露します。
演目:福踊
根府川寺山神社鹿島踊保存会
出演予定:13時16分頃
根府川地区の郷土芸能である鹿島踊と福踊を継承し、毎年7月中旬の土・日曜日の寺山神社祭礼時に鹿島踊を奉納しているほか、毎年1月の道祖神祭りの際に子どもたちだけで福踊を踊ります。本発表会では子どもたちの福踊を披露します。
(鹿島踊は神奈川県指定無形民俗文化財)
根府川地区の郷土芸能である鹿島踊と福踊を継承し、毎年7月中旬の土・日曜日の寺山神社祭礼時に鹿島踊を奉納しているほか、毎年1月の道祖神祭りの際に子どもたちだけで福踊を踊ります。本発表会では子どもたちの福踊を披露します。
(鹿島踊は神奈川県指定無形民俗文化財)
演目:寿獅子舞
曽我別所寿獅子舞保存会
出演予定:13時22分頃
獅子舞の多くが廃れる中、戦後に復活し市内では唯一残る団体です。リズミカルなお囃子の中、獅子が勇壮に舞い、笑い面とヒョットコがユニークな仕草で笑いを誘います。宗我神社の祭礼行事で披露するほか、縁起物として様々な場で公演しています。
(小田原市指定無形民俗文化財)
獅子舞の多くが廃れる中、戦後に復活し市内では唯一残る団体です。リズミカルなお囃子の中、獅子が勇壮に舞い、笑い面とヒョットコがユニークな仕草で笑いを誘います。宗我神社の祭礼行事で披露するほか、縁起物として様々な場で公演しています。
(小田原市指定無形民俗文化財)

演目:小田原ちょうちん踊り
小田原ちょうちん踊保存会
出演予定:13時39分頃
小田原ちょうちんの歴史と文化を広く全国に発信させたいという思いから、昭和50年に踊りが創作されました。郷土名物の小田原ちょうちんを手に、多くの祭礼等で踊りを披露しています。「小田原観光大使」に任命されています。
小田原ちょうちんの歴史と文化を広く全国に発信させたいという思いから、昭和50年に踊りが創作されました。郷土名物の小田原ちょうちんを手に、多くの祭礼等で踊りを披露しています。「小田原観光大使」に任命されています。

演目:栢山田植歌
栢山田植歌保存会(映像出演・ホワイエ)
出演予定:13時48分頃(ホワイエのモニターにて映像公開)
栢山地方に古くから伝わる田植歌を歌い継ぐ会で、小学校の田植え教室の実習の際に披露するなど伝承活動をしています。
栢山地方に古くから伝わる田植歌を歌い継ぐ会で、小学校の田植え教室の実習の際に披露するなど伝承活動をしています。

演目:外郎売の口上
外郎売の口上研究会(特別出演)
出演予定:14時05分頃
外郎売の口上は、今から300年前、江戸の享保年間に二代目市川團十郎丈によって創作されたものです。口上は音声表現として、日本語が持っているさまざまな可能性を極めたもので、早口言葉の面白さ、言い回しの面白さにあふれています。外郎売の口上は小田原にある「ういろう」家の歴史と大きな繋がりがあります。この口上の持っている文化的、歴史的意義を通じて、口上は小田原を再発見する良い契機となり、小田原の文化の誇りとなっています。
歌舞伎で「外郎売」は曽我物として有名です。十三代市川團十郎丈、八代市川新之助丈の襲名演目としても華々しく披露されました。外郎売の口上研究会は、2004年に発足し、この口上を小田原の文化の誇りとして広める活動に邁進しております。
毎年夏には「外郎売の口上まつり」と称して、小田原三の丸ホールの大ホールで、発表会を開催する他、東海道の各宿場や、曽我十郎五郎兄弟の祖父にあたる祐親公の故郷伊東で開催される「伊東祐親まつり」への参加、小学校や中学校での外郎売の披露や特別授業等、精力的に活動を展開しております。
「外郎売の口上」を語るだけではなく、「外郎売」を基調として様々な創作舞台を作り出し、子どもから大人まで楽しめる演目となっております。"立て板に水のごとく”の外郎売りの口上!どうぞ皆様お楽しみください。
外郎売の口上は、今から300年前、江戸の享保年間に二代目市川團十郎丈によって創作されたものです。口上は音声表現として、日本語が持っているさまざまな可能性を極めたもので、早口言葉の面白さ、言い回しの面白さにあふれています。外郎売の口上は小田原にある「ういろう」家の歴史と大きな繋がりがあります。この口上の持っている文化的、歴史的意義を通じて、口上は小田原を再発見する良い契機となり、小田原の文化の誇りとなっています。
歌舞伎で「外郎売」は曽我物として有名です。十三代市川團十郎丈、八代市川新之助丈の襲名演目としても華々しく披露されました。外郎売の口上研究会は、2004年に発足し、この口上を小田原の文化の誇りとして広める活動に邁進しております。
毎年夏には「外郎売の口上まつり」と称して、小田原三の丸ホールの大ホールで、発表会を開催する他、東海道の各宿場や、曽我十郎五郎兄弟の祖父にあたる祐親公の故郷伊東で開催される「伊東祐親まつり」への参加、小学校や中学校での外郎売の披露や特別授業等、精力的に活動を展開しております。
「外郎売の口上」を語るだけではなく、「外郎売」を基調として様々な創作舞台を作り出し、子どもから大人まで楽しめる演目となっております。"立て板に水のごとく”の外郎売りの口上!どうぞ皆様お楽しみください。
演目:小田原囃子(屋台、聖天、神田丸、鎌倉、仕丁目)
小田原囃子多古保存会
出演予定:14時30分頃
扇町の白山神社に伝わる小田原囃子で、神社の祭礼、各地の祭礼行事や道祖神祭り、北條五代祭りなどのイベント等で披露しています。協会創設メンバーで、その後に参画した小田原祭囃子連絡協議会とは別に加盟しています。
(神奈川県指定無形民俗文化財)
扇町の白山神社に伝わる小田原囃子で、神社の祭礼、各地の祭礼行事や道祖神祭り、北條五代祭りなどのイベント等で披露しています。協会創設メンバーで、その後に参画した小田原祭囃子連絡協議会とは別に加盟しています。
(神奈川県指定無形民俗文化財)

演目:二人禿
相模人形芝居下中座
出演予定:14時49分頃
江戸時代より小竹地区に伝わる三人遣いの人形座です。東京の人形浄瑠璃の面影を伝えるとして高い評価を受けています。活発な活動を続けており、本発表会では次代を担う橘中学校相模人形クラブの成果発表を行います。
(国指定無形民俗文化財)
江戸時代より小竹地区に伝わる三人遣いの人形座です。東京の人形浄瑠璃の面影を伝えるとして高い評価を受けています。活発な活動を続けており、本発表会では次代を担う橘中学校相模人形クラブの成果発表を行います。
(国指定無形民俗文化財)
1 日時 | 令和7年11月9日(日) 開演12時30分(開場12時00分) |
---|---|
2 場所 | 小田原三の丸ホール 大ホール (小田原市本町1丁目7-50) |
3 出演 | 小田原民俗芸能保存協会加盟団体・招待団体 12時40分頃から 小田原市山王原大漁木遣唄保存会 12時55分頃から 小田原祭囃子連絡協議会(小八幡八幡神社祭囃子保存会、国府津祭囃子保存会) 13時16分頃から 根府川寺山神社鹿島踊保存会 13時22分頃から 曽我別所寿獅子舞保存会 13時39分頃から 小田原ちょうちん踊保存会 13時48分頃から 栢山田植歌保存会(映像出演・ホワイエ) 14時05分頃から 外郎売の口上研究会(特別出演) 14時30分頃から 小田原囃子多古保存会 14時49分頃から 相模人形芝居下中座 ※各団体の開始時間は、目安です。 |
4 その他 | 入場無料・事前申込不要 |
5 問合せ | 小田原市文化部文化財課 電話:0465-33-1717 |
6 主催等 | 主催: 小田原民俗芸能保存協会 後援: 神奈川県民俗芸能保存協会、神奈川県教育委員会、小田原市教育委員会、小田原市、小田原市自治会総連合、一般社団法人小田原市観光協会 |

助成:芸術文化振興基金

神奈川文化プログラム マグカル
チラシはこちらからダウンロードできます

令和7年度 後継者育成発表会チラシ PDF形式 :2.4MB
PDFファイルをご覧になるには、Adobe® Reader®(新しいウインドウで開きます)が必要です。
小田原三の丸ホール 案内図
JR東海道新幹線・東海道本線、小田急小田原線、伊豆箱根鉄道大雄山線、箱根登山鉄道
小田原駅 東口より徒歩13分
※駐車場はございません。
周辺のコインパーキングにお停めいただくか、公共交通機関での来場にご協力ください。
小田原駅 東口より徒歩13分
※駐車場はございません。
周辺のコインパーキングにお停めいただくか、公共交通機関での来場にご協力ください。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課 文化財係
電話番号:0465-33-1717