レポーターブログバナー
2024年07月12日(金)

「三の丸外郭 新堀土塁」から見る絶景

 小田原駅西口を出て左方向へ道なりに進み、新幹線の鉄橋、青橋交差点を越えた先のT字路を右に行くと小田原競輪場が左に見えます。更に坂道を上って相洋高校に沿って行くと坂上にグラウンドがあります。坂の頂上は四叉路になっているので、左へ曲がります。すぐに左へ入る道があり、そこが国指定史跡小田原城跡の「三の丸外郭 新堀土塁」です。

続きを読む...

2024/07/12 14:27 | 歴史

2024年07月10日(水)

「甘柑荘」 ―『虎に翼』の別荘―

 今年の4月から始まったNHK連続テレビ小説『虎に翼』の主人公のモデルは、日本初の女性弁護士となった三淵嘉子(みぶちよしこ)です。三淵嘉子は、戦後に女性として初めて裁判所長となりました。その三淵嘉子とゆかりのある邸宅が小田原市にあることが、朝ドラによって一躍知られるところとなりました。今回は、その三淵嘉子ゆかりの「三淵邸・甘柑荘(かんかんそう)」をご案内しましょう。

続きを読む...

2024/07/10 16:52 | 歴史

2024年07月04日(木)

「金の金次郎」

(写真1)報徳二宮神社御社殿(写真1)報徳二宮神社御社殿
 明治27年(1894)4月に創建された報徳二宮神社は、小田原城の南側の杜の中にあります(写真1)。御祭神は二宮尊徳【天明7年(1787)―安政3年(1856)】です。江戸時代末期に農村復興事業を指導して各地で成果をあげ、多くの弟子を育てました。二宮尊徳の幼名は「金次郎」で、二宮尊徳の名前よりも二宮金次郎の名前の方がよく知られています。それは、薪を担ぐ金次郎姿の彫刻が全国の小学校に設置されて全国的に知られ、今でも数多く残っているからでしょう。

続きを読む...

2024/07/04 14:19 | 歴史

2024年02月09日(金)

小田原の梅干し種細工 超絶技巧の達人に聴く

下にー、下に。これは西国のお殿様の御一行か。いよいよ天下の剣、箱根越えとみえる。「もっと下がれ、頭を垂れよ。」そんな声が聞こえてきそうな。豆粒ほどの人形が並ぶ、並ぶ。いや、豆ではなく梅干しの種だ。それを細工して、人や馬、家並みまで再現している。スゴイぞ、これは。いったい誰が作ったのか。知りたい。会って話を聴きたい。向かったその先は、小田原駅前、地下街の一角。梅干しを商う『福梅』の中にその人はいた。

続きを読む...

2024/02/09 11:45 | なりわい

2024年02月05日(月)

梅のお菓子といえば

梅のお菓子といえば皆さんは何を思い浮かべますか?それぞれ「推し菓子」があろうかと思いますが、今年で約140年の歴史を誇るお菓子があります。

続きを読む...

2024/02/05 11:53 | 

2024年01月23日(火)

<大ホールに響き渡るフルオーケストラの咆哮と稲妻のようなヴァイオリンの調べ>

(東京都交響楽団オーケストラキャラバン小田原公演)

令和5年11月13日は、小田原三の丸ホール大ホールにとって歴史的な日になるでしょう。
ステージ一杯に並んだフルオーケストラのその全力疾走の咆哮が、ホール一杯に響き渡り、この大ホールが充分にそれを支える事を、そしてたった1本の無伴奏ヴァイオリンの音色が稲妻のように三の丸ホール大ホールを切り裂き、会場の隅々まで行きわたる、素晴しい“音空間”を実現した日です。

続きを読む...

2024/01/23 16:25 | 音楽

2023年11月15日(水)

「ミサンガを作る体験工作」に参加して

はじめに

皆さんは、ボランティアに対してどのようなイメージを持っていますか?
私は、ボランティアに対して、難しそうだなと少し身構えてしまうところがありましたが、2023年11月5日におだわら市民交流センターUMECOで開催された、「ミサンガを作る体験工作」というイベントに運営者の一員として参加させていただき、実際は若い世代の参加者が非常に多く、場の雰囲気も明るく楽しい印象を受けました。
「ミサンガを作る体験工作」は、NPO法人日本ゆたかなまちづくり研究会が開催するアクティブサロンです。この活動では、小児がんと闘っている子どもたちの「こころ」を元気づけるため、手作りのミサンガを販売し、その収益のすべてを地方独立行政法人神奈川県立病院機構、神奈川県立こども医療センターに寄付しています。

続きを読む...

2023/11/15 17:50 | コミュニティ

2023年11月10日(金)

「三の丸ホール文化の日」

(写真1)いろいろ小田原第3号(写真1)いろいろ小田原第3号
私たち小田原文化レポーターが、小田原のおすすめの場所と情報を紙媒体によって伝えようと制作しているのが、「いろいろ小田原」です。11月3日文化の日に発行した第3号は、芸術の秋特集として「クラッシクデビューするなら“おだわら”で」と題し、「そうだ!三の丸ホールへ行こう!!」と小見出しを付けました(写真1)。つい敷居が高いなあ、と感じてしまうクラッシクコンサートですが、その魅力を特集しました。一度クラッシックの生の演奏を聴けば、誰でも多様な楽器が奏でる音の海原に身をまかせるような心持ちになることでしょう。いろいろ小田原第3号では、三の丸ホールで開催されるコンサートの演奏者や舞台を裏で支えるスタッフたちの声を紹介しています。

続きを読む...

2023/11/10 17:35 | 音楽

2023年10月30日(月)

市民ボランティアが大活躍「レセプショニスト」

チケットをもぎり、会場内の案内や扉の開閉まで、テキパキとこなす、制服姿のレセプショニスト(ホール内での受付等を担当)を御覧になったことがありませんか。小田原文化サポーターの皆さんです。主に三の丸ホールで活躍する有償ボランティアです。今では、プロの方々にも評価していただけるようになった、その活動は、平成21年に始まります。

続きを読む...

2023/10/30 17:21 | その他

2023年10月06日(金)

「かもめコンサート」

 「かもめコンサート」は、小田原の市民団体「かもめコンサート実行委員会」が主宰するクラッシック・コンサートです。開催当初は、演奏会場として「小田原市立かもめ図書館」視聴覚ホールを使用していました。そこには、2013年(平成25年)に寄贈された作曲家・石井歡(いしい かん)先生がご愛用されたグランドピアノがありました。石井歡先生は、1921年(大正10年)3月30日東京都で生まれた作曲家です。先生は、管弦楽曲、合唱曲、歌劇、バレエ、映画音楽など幅広い分野の曲を作曲する傍ら、長い間、社団法人全日本合唱連盟理事長を務めるなど日本の音楽文化の向上に寄与され、小田原市の音楽文化高揚のため尽力されました。「かもめコンサート実行委員会」は、石井歡先生の功績を記念して、ピアノが寄贈された2013年(平成25年)より「かもめコンサート」を開催してきました。2021年(令和3年)9月に小田原三の丸ホールが開館し、石井先生ゆかりのピアノは三の丸ホール・スタジオへ移設されました。それを機会に、かもめコンサートも三の丸ホール・小ホールへ会場を移して開催しています。

続きを読む...

2023/10/06 08:50 | 音楽

ページトップ