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2024年02月05日(月)

梅のお菓子といえば

梅のお菓子といえば皆さんは何を思い浮かべますか?それぞれ「推し菓子」があろうかと思いますが、今年で約140年の歴史を誇るお菓子があります。
安政年間の集栄堂の初代吉兵衛が小田原藩主に献上したそれは「甘露(かんろ)梅(ばい)」の名を戴きました。しかしこのお菓子を切ってみても梅はどこにもありません。梅の風味がするのは実は梅酢で甘く煮た紫蘇(しそ)の葉なのです、ちょっと変わっていますね。ほかにも独自の「甘露梅」(商品名はさまざま)を作っている店があります。
また、手軽でちょっと面白いのは「梅キャラメル」。2019年発売の、まだニューフェイスの部類ですがこれは長く愛される予感がします。販売元(株)楽市会の市川さんは、小田原の梅のお土産が、梅干しと和菓子屋さんのお菓子以外にほぼないことを残念に思い開発することにしたそうです。子どものころ食べた小梅キャンディや梅ガムのイメージで、子どもからお年寄りまで食べられるキャラメルにしたとのこと。梅丸のパッケージもかわいく目を惹き、小田原産の梅ピューレが練りこんであり、甘酸っぱい味わいがイケます。数もあって手ごろなお値段なのでおみやげのお配りにピッタリです。
ほかにはブラウニーやパウンドケーキなど洋風なお菓子、菓子パン系も含めるとかなりあるのではないでしょうか。


梅の花も梅のお菓子も楽しめる小田原は風流が活きています。疲労回復に役立つクエン酸を含んだ梅のお菓子をたべて、小田原散策はいかがでしょうか。
 
記:じんちゃん

2024/02/05 11:53 | 

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